1990s

Sheryl Crow 「Tuesday Night Music Club (Deluxe Edition) 」

チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ <デラックスエディション>(DVD付)チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ <デラックスエディション>(DVD付)
シェリル・クロウ

USMジャパン 2010-02-24
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DISC 1
1. Run, Baby, Run
2. Leaving Las Vegas
3. Strrong Enough
4. Can't Cry Anymore
5. Solidify
6. The Na-Na Song
7. No One Said It Would Be Easy
8. What I Can Do For You
9. All I Wanna Do
10. We Do What We Can
11. I Shall Believe

DISC 2
1. Coffee Shop
2. Killer Life
3. Essential Trip Of Hereness
4. Reach Around Jerk
5. Volvo Cowgirl 99
6. You Want More
7. All By Myself
8. On The Outside
9. D'yer Mak'er
10. I Shall Believe (2009 Remix)

DISC 3 (DVD)
1. Valuable Stuff (Documentary)
2. Leaving Las Vegas
3. All I Wanna Do
4. Strong Enough
5. Can't Cry Anymore
6. Run, Baby, Run
7. What I Can Do For You
8. All I Wanna Do (Alternate Version)

 先日Jackson Browneとジョイントツアーで来日していたSheryl Crow。今回の参戦は諸事情によりやむなく見送ることとなったが、本当なら見に行きたいところだった。そんなSherylのデビューアルバム「Tuesday Night Music Club」が昨年デラックス・エディションの輸入盤でリリースされていたのだが、国内盤がきっと出るはずだと思って待っていたら、この来日時期に合わせてようやくリリースされた。

 音楽教師やMichael Jacksonのバックシンガーなどの下積みを積んだ後31歳という遅咲きでメジャーデビューを果たしたのが1993年。結果的にこのアルバムはグラミー賞3部門を獲得し、800万枚以上のセールスを上げ、95年にデビューしたAlanis Morissetteらとともに、90年代の女性シンガーソングライタームーブメントを作り上げたのだった。

 Disc1はオリジナルCDのリマスター。カントリーなどのアメリカンルーツミュージックを下敷きにし、オーガニックなロックを聴かせてくれている。全体的にスロー~ミドルテンポの曲が大半を占めているのだが、シンプルかつ土着的な趣向とあいまり、アメリカの大陸的な貫禄を感じさせてくれる。埃っぽい荒野でギター1本で歌い続けるような、アメリカ女性の芯の強さが滲み出ている。言わずもがな、名盤である。

 Disc2は当時の未発表曲集。M7のEric Carmenと、M9のLed Zeppelinのカバーはなかなかいい。Disc3はDVDでPV集になっている。同時に収録されているツアー・ドキュメンタリーを目当てにしていたのだが、これはちょっと物足りなかった。ここはもう少しアルバム制作やツアーに関するインタビューなどを交えながら、ボリュームを増やしてもらいたかったところである。

 実はこの人のアルバムは3作目までしか持っていないのだが、ちょっと今度ちゃんとコンプリートしなきゃいかんなぁと思った次第であった。



この人のイメージって、曲的にも絵的にも、こんな感じ。名曲。

Son Volt 「American Central Dust」

American Central DustAmerican Central Dust
Son Volt

Rounder 2009-07-07
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1. Dynamite
2. Down to the Wire
3. Roll On
4. Cocaine and Ashes
5. Dust of Daylight
6. When the Wheels Don't Move
7. No Turning Back
8. Pushed Too Far
9. Exiles
10. Sultana
11. Strength and Doubt
12. Jukebox of Steel

 90年代初頭のアメリカ・イリノイ州にUncle Tupeloというバンドがいた。グランジ・オルタナティブロックの全盛期に、カントリー楽器をパンクの姿勢でかき鳴らし、オルタナ・カントリーというジャンルを作り上げた、今となっては伝説的なバンドである。商業的には成功したとは言えないが、同時代・そして後世に与えた影響は大きい。

 そのUncle Tupeloが93年に解散し、2枚看板だった2人のボーカルJeff TweedyとJay Farrarはそれぞれのバンドを結成する。それがWilcoとこのSon Voltである。どちらもスタート地点は同じだったが、Wilcoは作品毎に革新的なロックを創造し続け、商業的成功と高い音楽的評価を得るに至った。

 一方このSon Voltは、スタート地点からほとんど動いていないと言ってもいい。それはこの2年ぶり、6枚目となる新作でも変わらない。「自分は不器用な男ですから…」と、実直なまでにカントリーロック。進歩がないという批判もできるだろう。しかしJay Farrarという男はこういう男なのだ。そしてそこが私は好きなのだ。

 今作はアップテンポの曲がない。全編ミドル~スローテンポで流れ、温かさや優しさが滲み出てくるような作風になっている。仕事で疲れた心身を癒すにはピッタリ。しかしもう少しハッチャけた曲があっても良かった気がする。そうした意味では、前作「The Search」は傑作であった。

★★★


311 「Uplifter」

UplifterUplifter
311

Volcano 2009-06-02
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1. Hey You
2. It's Alright
3. Mix It Up
4. Golden Sunlight
5. India Ink
6. Daisy Cutter
7. Too Much Too Fast
8. Never Ending Summer
9. Two Drops In The Ocean
10.Something Out Of Nothing
11.Jackpot
12.My Heart Sings

4年ぶりの新作がいつの間にか出ていた。正直言うと、前作「Don't Tread On Me」もあまり聞きこんでいなかったし、それほど気にも留めてなかった。HMVの試聴機に入っていて何気なく聞いてみたら、思いのほか当たり。やっぱり侮れないな。

メジャーデビューは92年、いわゆるミクスチャーというジャンルとしては先駆け的存在だ。昔からHip Hopよりもむしろレゲエ色が強く、その点が後発の他バンドとも一線を画していた。メンバーももういい歳となり、近年は以前に比べユルい感じが特徴となっていた。しかし今作はM5やM8,M10,M11あたりで全盛期の頃のへヴィさを取り戻しており、最近出番があまりなかったもう一人のボーカルSAのRapも聴くことができる。一方で他ではきらびやかなメロディが踊るポップな面も秀逸で、特にM2とM3は佳曲だ。そうした両者の振り幅が大きく、久々に楽しめるアルバムとなっている。

そして初回限定の輸入盤にはDVDが付いているが、こちらはドキュメンタリーあり、2008年の311DAYの映像ありの、80分を超えるお得版。これまで本国のLas Vegasと日本のPunk Springで2回ライブを観たことがあるが、また機会があればもう1回くらい観てみたくなった。

やっぱり夏は311、いいバンドだ。

★★★☆



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