グレイテスト・ヒッツ デラックス・エディション~偉大なる50年~ (期間限定スペシャルプライス盤) ビーチ・ボーイズ EMIミュージックジャパン 2012-09-26 売り上げランキング : 847 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Disc 1
1. California Girls
2. Do It Again
3. Surfin' Safari
4. Catch a Wave
5. Little Honda
6. Surfin' U.S.A.
7. Surfer Girl
8. Don't Worry Baby
9. Little Deuce Coupe
10. Shut Down
11. I Get Around
12. The Warmth of the Sun
13. Please Let Me Wonder
14. Wendy
15. Getcha Back
16. The Little Girl I Once Knew
17. When I Grow Up (To Be a Man)
18. It's OK
19. Dance, Dance, Dance
20. Do You Wanna Dance
21. Rock And Roll Music
22. Barbara Ann
23. All Summer Long
24. Help Me, Rhonda
25. Fun, Fun, Fun
Disc 2
1. Kokomo
2. You’re So Good To Me
3. Wild Honey
4. Darlin'
5. In My Room
6. All This Is That
7. This Whole World
8. Add Some Music To Your Day
9. Cotton Fields
10. I Just Wasn’t Made For These Times
11. Sail on, Sailor
12. Surf's Up
13. Friends
14. Heroes and Villains
15. I Can Hear Music
16. Good Timin'
17. California Saga (On My Way to Sunny Californ-I-A)
18. Isn't It Time (single version)
19. Kiss Me, Baby
20. That's Why God Made The Radio
21. Forever
22. God Only Knows
23. Sloop John B
24. Wouldn't It Be Nice
25. Good Vibrations
この夏に我々に夢のような一夜を見せてくれたBeach Boysの50周年を記念するベストがリリースされた。本当はこれは来日前に出してほしかった一品だが、まぁ何も言わないでおこう。
さてライブまで行っておいてこんなことを今さら言うのもなんだが、私はBeach Boysのアルバムは代表的なものを数枚と古いベストくらいしか実は持っていなかった。何しろ彼らは活動歴が長くリリースしているアルバムも半端なく多いので、揃えるのも大変だ。だから先日のライブのセットリストの曲も知ってはいるけど音源をちゃんと持っていない曲も多かった。なのでこうしたベストは有り難い。勿論50曲収録のデラックスエディションの方だ。
Disc 1は乱暴な言い方をすると、彼らの陽にあたる表ベストになるのだと思う。サーフィン曲からホットロッド曲へ、最後はダンス曲へといった流れはちょうど夏のセットリストと同じような流れになっており、夏を振り返りながら感慨深く聴ける。クレジットを見ていて改めて感じたのは、初期曲におけるBrianとMikeの2人による共作曲の多さだ。永いこと仲違いしていた2人だったが、夏に2人が同じステージに立っていたことがどれだけ意義深いことだったかを再認識した。
一方でDisc 2は、彼らの陰(と言っては語弊があるが)にあたる裏ベストとなっている。MikeやAl、DennisやCarlといったメンバーそれぞれの曲も散見されるが、基本的にはBrian一人または外部との共作の曲が中心となっている。複雑な曲展開や内省的な歌詞がDisc 1とは明らかに異なっており、こうした奥深さが彼らの音楽をより魅力的なものにしている。
以下は私の個人的なBeach Boysソングベスト10。
1. Here Today
2. Don't Worry Baby
3. Wouldn't It Be Nice
4. Surf's Up
5. God Only Knows
6. When I Grow Up
7. Kiss Me Baby
8. Forever
9. I Get Around
10.Be True To Your School
最近のニュースによると、どうやら例のフルメンバーでのツアーは終了らしく、秋からはまたMike LoveバンドによるBeach Boysとして南米をツアーしていくのだという。Brianは次作への意欲まで語っていたのだが。結局あれは文字通り一夏の想い出になってしまうのだろうか。