Eagles

Glenn Frey (Eagles) 死去

glenn

OMG !  一体どうなってんでしょうか?今年は最悪の年になりそうです。

Eaglesのボーカル&ギターGlenn Freyまでも亡くなってしまいました。。享年67歳でした。

Don HenleyとともにEaglesを結成し、以来ずっと顔役として活躍していました。色々バンド内で確執もあったようですが、それでも彼が牽引したからこそ、ここまでの成功を収めたのだと思います。

2011年の来日公演では、なぜか腕に包帯みたいのを巻いてましたが、元気にアコギをかき鳴らしながら、相変わらずの爽やかな歌声を聴かせてくれていました。まだ5年前のことですが、既に懐かしいです。

RIP


 

Eagles 2011 Live Report

被災地支援で連休もなく忙しい状況なのですが、ひとまず先週アップするつもりだったテキストだけあげておきます。ほんの2週間ほど前のことなのですが、なぜか随分前のことのような気がしてしまいます。



Eagles来日公演最終日の東京ドームに行ってきた。15:30開場、17:00開演という通常ありえない早いスタートだが、それも3時間という長丁場だからと考えれば納得がいく。観客は全盛期にリアルタイムであったであろう50代位の人が一番多かった。私はアリーナ席のC10、正面で悪くない位置だった。アリーナは時間には埋まっていたが、スタンドはかなりガラガラだったようだ。

時間5分過ぎ頃、Seven Bridge の美しいコーラスが聞こえてきて、4人がステージに横並びで立っていた。向かって左から、Timosy Shumit、Don Henley 、Glen Fly、 Joe Walsh。皆さすがにそれなりに歳を取ったように見え、特にDon は顔も体も丸くなっていた。またGlen は両腕に包帯を巻いているようだが、腱鞘炎にでもなったのだろうか。皆白っぽい服装だった中で、Joe だけがキラキラ光物が付いた黒いシャツに光沢のあるグレーのスーツで決めており、1人目立っていた。

続いてニューアルバムからDonとGlenがボーカルを取るHow Long、そしてTimosyのI Don't Wanna Hear Anymore が続く。Glenの爽やかな声、Donのハスキーボイス、Timosyのハイトーンボイス、どれも皆衰えておらず素晴らしい歌声だった。このバンドは4人が全員ボーカルを取ることができるのが強みだ。それぞれがリードを取る持ち歌を交代で歌うため、聴いている側は決して飽きることもなく、長いセットもそう感じさせない。そしてこの4人が合わせてコーラスをする時のハーモニーが絶品なのである。

トランペットが哀愁のあるメキシカンなメロディを吹いた後、4曲目にして早くもHotel California が始まる。バックには例のホテルが写し出されていた。ダブルネックを持ったサポートメンバーのStuart Smith が、Joe とツインリードを決める。改めて名曲だと実感したが、やはりここにDon Felder がいればという思いを抱かずにはいられなかった。

4人以外のバックメンバーは全部で9人。先のStuart の他に、キーボードが2人、ピアノが1人、ドラムが1人、ホーンセクションが4人。あとPeaceful などで弾いていたフィドルのプレイヤーもいた。どれも皆巧かったが、とりわけ素晴らしいプレイを聴かせてくれたStuartが一番印象的だった。彼は Joe と同じ位ギターを交換しスポットライトを浴びており、もう正式メンバーにしてもいいのではないかと思った。

Donは曲毎に色々と立ち位置を変えて忙しく動いていた。ある時はフロントに来てマイクを持ったり、アコギやエレキも弾き鳴らしたり、またある時はパーカッションを叩いたり。何よりも嬉しかったのは往年のようにドラムを叩きながら歌う姿が見られたことだ。また前半ラストでは、客席から聞こえたバケモノー!の掛け声に(この年になっても尚素晴らしいパフォーマンスを見せる彼らに対して良い意味で言ったのだろう)、Don も意味を分かっていたようで、モンスターっぽくおどけて唸り声をあげていた。気難しい人だと思っていたので、少し意外だった。そしてThe Long run を歌い始め、観客に手拍子を促した。観客はスタートからそれまでずっと熱演に対して拍手以外は微動だにせず、どうなることかと思ったが、ここに来てDon の煽りでようやくアリーナ全員立ち上がり、少しほっとした。

最後に盛り上がった前半が終了し、途中20分間の休憩を挟む。その間外のトイレに行ったが、男性トイレもとんでもない行列だった。これに並んだおかげで第二部の開始に間に合わず、No More Walks In The Woods を聞きながら急いで戻り、席に着いた時には既にWaiting In The Weeds が始まっていた。第二部のオープニングは4人がアコキを持って横並びに椅子に座ってしっとりと聴かせるアコースティックパートである。ここで改めて4人のハーモニーの素晴らしさを実感した。

後半で最も強いインパクトを与えたのはJoe Walsh。メンバー紹介で一番最後に色んな肩書きを持って紹介されていたが、Walk AwayやLife's Been Goodなど自分の出番になると嬉しそうな顔をして、叫びながらソロを弾きまくる姿は、かつてのギター小僧そのままだ。彼の根強いファンが多いことが、ライヴを見て納得させられた。また生真面目で神経質なメンバーばかりのバンドにあって、かつてチェーンソーを持ってホテルを破壊していたという破天荒な彼は、一人浮いている印象を持っていた。しかしライヴを見て、彼はバンドには欠かせないムードメーカーであることがよく分かった。94年の再結成時には、アルコールとドラッグで廃人のようだったという話も嘘のようである。

最後の方は大円団だった。それまで割とスローテンポの曲が続いていたのが、ここへ来て先のJoeのナンバーやDirty Laundry、Life In The Fast Laneなどのロックナンバーが畳み掛けるように続く。勢揃いしたホーンセクションも踊りながら演奏し華を添えていた。アリーナも再びオールスタンディングとなり大盛り上がりとなった。

本編終了後ステージを去るが、アンコールに応えすぐに戻ってくる。そして聞こえてきたのはTake it easy。彼らの原点であるカントリーロックナンバーの素晴らしさを改めて再認識した。続いてはRocky mountain Way、他の日には削られていたが、この日はノったJoe が披露してくれた。そして最後にはDesperado、Donがしっとりと熱唱を聴かせてくれ、感動のうちに幕を閉じた。

トータルで28曲3時間、未だかつて単独公演でここまで長いライヴは見たことがなかった。しかし実際次から次へと続く名曲の数々と、素晴らしいパフォーマンスにその間感動の連続であり長いと感じることは全くなかった。個人的な希望を言わせてもらうと、この場にいなかったメンバーのナンバー、例えばRandy のIs it true やTry And Love Again、Bernie のMidnight Flyer をバンジョー付きで聴いてみたかったりもしたが、そんな無理は言うまい。はっきり言ってセットリストはツアー中ほとんど変化がないわけだが、それでもこの歳で毎晩これだけのパフォーマンスを行っているのはやはりバケモノであろう。素晴らしいライブだった。

first set:
01 Seven Bridges Road
02 How Long
03 I Don't Want To Hear Anymore
04 Hotel California
05 Peaceful Easy Feeling
06 I Can't Tell You Why
07 Witchy Woman
08 Lyin' Eyes
09 The Boys Of Summer
10 In The City
11 The Long Run

second set:
12 No More Walks In The Wood
13 Waiting In The Weeds
14 No More Cloudy Days
15 Love Will Keep Us Alive
16 Best Of My Love
17 Take It To The Limit
18 Long Road Out Of Eden
19 Walk Away
20 One Of These Nights
21 Life's Been Good
22 Dirty Laundry
23 Funk #49
24 Heartache Tonight
25 Life In The Fast Lane

encore:
26 Take It Easy
27 Rocky Mountain Way
28 Desperado


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 今日は遂にEaglesの来日公演だ。東京ドームのS席アリーナC10。正直もう少し前がよかったのだが、正面なのがせめてもの救い。で、その来日に合わせてか、Don Felderの自伝が書店に並んでいた。これまでバンド内の確執についてはよく知らなかったが、バンドに貢献していないという理由で2001年に解雇されたという話や、「Heaven & Hell」という著書のタイトルからして、バンドに対してマイナスの内容が並ぶ暴露本であろうという予測はついた。正直読むべきか少し迷ったが、購入してみた。

 Donはフロリダの貧しい機械工の次男として生まれ育っている。優秀な兄と対照的に取り柄もなかった彼は、ギターと出会うことで自らの才覚を開花させていくことになる。しかしStephen StillsやBernie Leadonといった子供の頃に一緒にバンドを組んだ仲間たちが、やがてCrosby, Stills & NashやFlying Burrito Brothersなどで次々と成功を収めていく一方、Donはジャズロックバンドなどに加わり、ニューヨークやボストンを転々としつつも、いつまでもうだつが上がらなかった。Duane AllmanやDelanie & Bonnieなどとの出会いやチャンスもありながらも、それらをものに出来なかったのは、彼の慎重な性格と、早くに作った嫁や子供が理由だったと言える。

 しかし友人Bernieの説得に折れ、西海岸へと移り住んでから、彼の人生はようやく回り始める。David BlueやCrosby & Nashのサイドマンを経て、最終的にBernieのいたEaglesに合流することになる。しかしカントリーをやりたかったBernieは、音楽性の相違からバンドを脱退。以降゛The Gods゛と呼ばれるようになるDon HenleyとGlen Freyの二人による独裁体制が加速していくことになる。やがてロック路線を推し進めたバンドは大成功を収めるが、それに伴いドラッグ、グルーピー、金と妬みなど様々な問題点や確執が顕著になっていくことになる。

 救いは名曲゛Hotel California゛の制作のくだりだろう。この曲の原曲を作ったのは筆者なわけだが、彼がマリブビーチでJoe Walshとのツインリードを想定しながらデモを作り、そこにDon Henleyが例のストーリーを乗せていったという過程は非常に興味深かった。同時にこれがこのバンドの創造性やメンバーシップのピークでもあったわけである。

 再結成の「Hell Freezes Over」以降はもうドロドロである。Eaglesというバンドがどれだけ巨額の富を生むモンスターとなったのか、それに比例してメンバー間の関係がいかに冷え切っていたかが詳細に記されている。そして結成当初はイーブンな関係であったバンド内の均衡が、メインソングライター&シンガーであるGlenn FreyとDon Henleyに完全に偏ってしまったことに納得のいかなかった著者が、最終的に解雇されるわけである。

 Eaglesのバイオグラフィーとして貴重な一冊であることは間違いない。また確執についても確かにこれは一方的な見解ではあるわけだが、これら全てが作り話とは思えない。ただこれは多くのバンドによく起きる話であるとは思う。これを読んだ今としては、上手く自分の中で先入観を排除しながら、今日の来日公演は純粋に音楽を楽しみたいと思う。


Don Henley 「The End Of The Innocence」 (1989)

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1. The End Of The Innocence
2. How Bad Do You Want It?
3. I Will Not Go Quietly
4. Last Worthless Evening
5. New York Minute
6. Shangri-La
7. Little Tin God
8. Gimme What You Got
9. If Dirt Were Dollars
10. The Heart Of The Matter

 Eaglesの来日公演まであと1週間となった。ここのところ、レココレ、Rolling Stone、Crossbeatなど色んな洋楽誌で特集が組まれているが、彼らが表紙になっている雑誌を見るたびに、思わず手に取って買ってしまう今日この頃である。さて今日は先日紙ジャケで再発もされた、1989年のDon Henleyのソロアルバムを取り上げてみたいと思う。

 1989年というのは私にとって洋楽にハマるようになった最初の年であり、この頃にラジオから流れていた曲は私の洋楽の入り口だった。今でもこの頃の曲を聴くと懐かしく思える、私にとってのエバーグリーンである。Don Henleyのこのアルバムもそうしたものの一つだ。しかしかつてEaglesの顔として名声を馳せた彼のことを、当時の私は実はよく知らなかった。Eaglesのことを知っていたかどうかすら定かではなく、私は彼を一人のシンガーソングライターというくらいの認識しかしていなかったと思う。

 Eagles初期において、彼は単なるドラマーだった。たまにマイクを前にすると隠し持っているハスキーな素晴らしい歌声を聴かせることのできる、ある種Eaglesの秘密兵器的な存在であったようだ。しかしやがてバンドのメインボーカルとしてその存在感を現わしていくことになる。

 また彼はリリックを書く才能にも恵まれていた。大学で英文学を専攻していたエリートだったこともあり、彼は非常に巧みに言葉を紡ぐことができる。社会に対する深い洞察と機知、鮮やかな情景描写、そしてストーリーテリングを織り交ぜながら、“Hotel California”に代表されるような芸術品を作り上げるのである。

 さらにプロデューサーとしての一面もあった。完璧主義者である彼は、最高のものを作るために、非常に細かい一音一音にまで神経を尖らせていた。バンドの頃はそれが他のメンバーにもうとましく思われることも少なくなかったようだ。しかし結果的にその完璧主義がアルバムのビッグヒットにつながったのである。

 こうした持っている才覚を発揮し、バンド解散後も彼はソロとして大成功を収めることとなった。この5年ぶり3枚目となった今作においても、グラミーでベスト・ロック・ヴォーカル賞を受賞している。M3のようにGuns ‘N RosesのAxl Roseと一緒にハードにロックしている曲もあるが、彼の真骨頂はやはり味わい深いボーカルをミドル~スローテンポでじっくりと聴かせる楽曲だろう。特にM4、M10、そしてWayne ShorterのサックスとBruce Hornsbyのピアノが素晴らしいM1は聴くたびに郷愁を誘う名曲である。またDavid Paichと故Jeff PorcaroのToto組が参加しているジャジーなM5も佳曲だ。他にも多くの多彩なゲストを迎えており、プロデューサーにDanny Kortchmar、ドラムにSteve Jordan、ベースにPino Palladino、バックボーカルにはTake6、J.D.Souther、まだ無名だった頃のSheryl Crowも名を連ねている。大人になって聴くと改めてその曲と歌詞が響く良いアルバムだと思う。

 彼のソロとしては最近は"Boys Of The Summer"しか演奏されていないが、是非ともこのアルバムから1曲、できればM1かM10を聴かせてほしいものだ。

★★★☆


Eagles来日決定

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 先週Doobie Brothersを取り上げたが、ウェストコーストつながりで今週はEaglesを取り上げたいと思う。前作「Long Road Out Of Eden」がリリースされてから、きっと来るはずだと待つこと早3年。ようやく来日が決まったのである。フェアウェルツアーと銘打った2004年の前回から7年ぶりの来日となるが、私はまだ見たことがなかったため待望のニュースであった。

来日メンバーは以下の通り。最新作を作ったメンツである。
Don Henley (Vo, Ds)
Glenn Frey (Vo, G)
Joe Walsh (Vo, G)
Timothy Schmit (Vo, B)
欲を言えば、ここにDon Felderや初期のBernie Leadonらも見てみたかった気もするが、まぁ無理は言うまい。会場も東京ドーム、S席を取ったがどうせステージから遥かかなただろうが、まぁ文句も言うまい。

 彼らの最近のライブは基本的にほとんどは固定セットリストのようだが、インターバルを挟みつつ、3時間近くの長丁場のようだ。30曲近いセットリストの中で、最新作からのナンバーを中心に往年の名曲まで幅広く選曲されている。前半はスローテンポなナンバーで構成され、じっくりと聴かせる。そして後半徐々にロックナンバーを織り交ぜながら盛り上がってくるという展開である。

 名曲゛Hotel California゛は前半の早い段階に惜し気もなく披露されるらしく、以前何かのインタビューで読んだことがあるが、「みんなが聞きにきているような代表曲をアンコールまで演奏しないで観客を引き留めるようなことはしない」という言葉通りのようだ。めぼしいナンバーは大抵演ってくれるようだが、固定セットリストにないところとしては、個人的に゛James Dean゛、゛Try And Love Again゛、Don Henleyのソロでは゛The End of The Innocense゛あたりも聴いてみたいところである。

 ちなみに先の最新作は28年振りのオリジナルアルバムということだったが、全世界で既に700万枚売れたそうだ。2枚組にも関わらずこれだけ売れたことが彼らの人気の高さを伺える。初期のようなカントリーナンバー゛How Long゛で幕を明けるが、1枚目は正直スロー~ミドルテンポの甘い感じの似たような曲が多かった印象もある。ただ"Waiting In The Weeds"は佳曲だった。一方2枚目は大曲゛Long Road Out Of Eden゛を始め比較的メリハリがきいていたと感じた。3月の来日を楽しみに待ちたい。


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