訃報

Cave In 「White Silence」 (2011)

White Silence
Cave in
Hydrahead Records
2011-05-24


1. White Silence
2. Serpents
3. Sing My Loves
4. Vicious Circles
5. Centered
6. Summit Fever
7. Heartbreaks, Earthquakes
8. Iron Decibels
9. Reanimation

今年の3月28日にCave Inのベーシスト・ボーカルCaleb Scofieldが交通事故のため亡くなりました。享年39歳でした。

Cave Inは1995年にボストンでSteve Brodskyを中心に結成。この時彼らはまだ高校生でした。98年にインディーのHydraheadから「Until Your Heart Stops」でデビュー。彼らの独創的なカオティックハードコアはシーンで注目を集めます。しかしSteveが喉を痛めたと同時に、本来持っていたメロディセンスも開花。2000年の「Jupiter」では全く異なるスペーシーロックを提示し新たなファンを獲得します。2003年にはRCAから「Antenna」でメジャーデビューするものの、音楽性にまで色々注文をつけられることに嫌気が差し、以降はまた古巣に戻りハードコアに原点回帰をしています。

この「White Silence」は遺作となった2011年の最新作ですが、ここではそれまでの様々な音楽性を融合した集大成となっています。前半はカオティックやオールドスクールなハードコアチューンで攻め立てる一方で、後半はスペーシーやアコースティックで聞かせます。これが散漫な印象を与えずに全てがCave In色となっているのは、それまでのキャリアの賜物でしょう。

私は2006年の来日時にクアトロ公演を観に行きましたが、高度なテクニックと勢いを見せつける熱いライブでした。ステージ中央のSteveがメロウなボーカルも聞かせる一方で、左手に立つCalebは正にザ・ハードコア。ムキムキの体躯、腕にビッシリの墨、迫力のある咆哮と重低音ベースが今でも印象に残っています。きっと彼なしでのバンド存続は難しいのではないでしょうか。

RIP

  

Pat Torpey (Mr. Big) 他界

pat

今年は訃報が続きます。去る2月7日にMr.BigのドラマーPat Torpeyが他界してしまいました。享年64歳でした。

Patがパーキンソン病を患っていたことは前から公表されていました。症状の進行に伴いドラムを叩くことも難しくなりつつある中で、周囲のサポートも受けながら出来る範囲でアルバムやツアーに参加し続けていました。昨年も来日していただけに唐突感は否めません。

甘いマスクに爽やかな笑顔。パワフルでグルーヴィーなドラミング。

RIP 

  

Zeno 「Zeno」 (1986)

ZENO(ジーノ)
ジーノ
EMIミュージック・ジャパン
1993-10-20


1. Eastern Sun
2. A Little More Love
3. Love Will Live
4. Signs On The Sky
5. Far Away
6. Emergency
7. Don't Tell The Wind
8. Heart On The Wing
9. Circles Of Dawn
10. Sent By Heaven
11. Sunset

ドイツのギタリストZeno Rothが亡くなりました。実兄のUli Rothが明らかにしました。享年61歳でした。

寡作なため数枚しかアルバムを発表していませんが、Zenoと言えばやはり86年の名盤デビュー作。と言っても私はリアルタイムで聴いたわけではなく、93年のCD再発の頃が初でした。

とにかく神々しいほどの極上メロディの宝庫。透き通るような高音ボーカルと分厚いコーラス、駆け上るギターソロ、正に天上の音楽。歌詞に見られる圧倒的な肯定感もある種宗教歌のよう。B誌では98点という高評価がされていましたが、それに違わず素晴らしい内容でした。全曲名曲ですが特にM5が好きでした。

しかし結果的にこれが売れず。契約金が100万ドルだったらしいのでプレッシャーも相当なものだったことでしょう。これによりZenoは業界不信になりその後しばらく表舞台から退いてしまいます。

あまり世渡りが器用な方ではなかったようですが、彼の作った音楽は記憶されるべきものだと思います。


Dolores O'Riordan 急逝

dolores

アイルランドのThe Cranberriesの紅一点ボーカルのDolores O'Riordan (ドロレス・オリオーダン,1971-2018)が1月15日に亡くなりました。享年46歳でした。

The Cranberriesを初めて聴いたのは94年のシングル”Zombie”でした。とてつもなくヘヴィなサウンドをバックに歌う彼女の強烈なボーカルに衝撃を受けました。しかしその後この上なく穏やかな”Ode To My Family”や”Linger”を聴き、とても同じバンドとは思えず、その表現の幅に驚きました。

実際ほとんどの楽曲の作詞作曲は彼女が手掛けており、バンドの解散後に発表したソロアルバムもなかなかの力作で愛聴していました。

結構強気な性格のようで、当時から歯に衣着せぬ物言いは物議を醸していました。それでも私は彼女の持つアイルランドの曇天のような寂寥感のある歌声と音楽が好きでした。

RIP



 

Chester Bennington 急逝

ches

Linkin ParkのフロントマンChester Benningtonが7月20日に亡くなりました。享年41歳。自殺だったそうです。

デビューアルバムは当時よく聴きましたし、"In The End"はカラオケでも練習していた記憶があります。あまりに売れすぎてしまった感もあり、その後は聴いていませんでしたが。またうちの妻は長くファンだったようで、今度の来日も行きたいと言っていたくらいだったので、このニュースにはかなり打ちひしがれていました。 

詳しくはよく分かりませんが、5月に自殺したChris Cornellと親しかったそうで、この日も彼の誕生日だったとか。色々抱えていたものもあったのだと思いますが。それでもね、自殺はいかんよ。家族を置いてさ。

RIP

 

Chris Cornell 急逝

chris

Chris Cornell (クリス・コーネル)が他界してしまいました。死因は自殺とのこと。享年52歳でした。

Chris Cornellと言えば、やはりSoundgarden。グランジシーンのオリジネイターであり、後続に与えた影響も大。また彼はそれ以外にも、Temple Of The  DogやAudioslave、そしてソロと、幅広い活動をしていました。ファンや他の多くのミュージシャンにも慕われていたのも、彼のフロントマンとしての魅力と人柄によるところだったのだと思います。

一昨年にStone Temple PilotsのScott Weilandが亡くなった時は、ドラッグ問題を抱えていたので理解できましたが、Chrisに関してはなぜという感じ。グランジシーンのフロントマンはどうしてこう皆不遇の死を遂げてしまうのだろう。

RIP


Chuck Berry 他界

chuck

Chuck Berryが亡くなりました。享年90歳でした。

彼こそはFather of Rock & Roll。同時代にKing of Rock & RollことElvis Presleyがいたわけですが、あちらはカントリー畑出身だったのに対して、Chuckはブルース畑出身。またElvisが女性の熱狂を集めたのに対し、Chuckは男性の絶大な支持を受けました。それは曲も歌い方も良いけどやっぱり彼のギタープレイによるところが大きくて、彼のプレイやパフォーマンスを観て聴いて、俺もあんな風にエレキギターを弾きたいと思ったわけです。それが後のJohn Lennonであり、Keith Richardsであり、Robbie Robertsonであり、等他無数。彼がいなければ、なんてことは言っていてはキリがないほど。でも今観ても最高にカッコ良いし楽しい。

RIP


John Wetton 逝去

wetton

先日1月31日、今度はJohn Wettonが亡くなってしまいました。享年67歳でした。

後年はAsiaの活動歴が長いですが、Family、King Crimson、UKを始め、Roxy Music、Uriah Heep、Wishbone Ashなど非常に多くのバンドで活躍していました。彼はボーカルとベース以外にも、ギターやキーボードまで弾けるマルチプレイヤーで、曲も書ける。きっと誰もが欲しがる存在だったのでしょう。個人的に最も思い入れの強いのはやっぱりKing Crimson期。彼がいなければ70年代Crimsonもなかったと思います。

それにしても、Chris Squire、Keith Emerson、Greg Lake…、プログレの黄金時代が幕を閉じようとしているようです。

RIP

 

Space Oddity

Great choir of 500 dedicated to the Star Man



in memory of David Bowie 
1947.1.7 - 2016.1.10

Greg Lake 死去

greg

今年は本当に厄年ですね。今度はGreg Lakeがガンのため亡くなってしまいました。享年69歳でした。

今年の3月にKeith Emersonが自殺したばかりでしたが、同じ年に後を追うようにしてGregも亡くなってしまいました。Emerson Lake & Palmerとしてのキャリアも当然ながら、初期King Crimsonでも印象深いです。高度なベースプレイと力強いボーカルを聴かせたプログレ界を代表するフロントマンだったと思います。

RIP


Gallery
  • Isis 「Oceanic」 (2002)
  • Cave In 「White Silence」 (2011)
  • 「Re 又造 MATAZO KAYAMA」展
  • 「Re 又造 MATAZO KAYAMA」展
  • 「Re 又造 MATAZO KAYAMA」展
  • 「Re 又造 MATAZO KAYAMA」展
  • 「Re 又造 MATAZO KAYAMA」展
  • 「Re 又造 MATAZO KAYAMA」展
  • 「Re 又造 MATAZO KAYAMA」展
Access
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Categories
Comments