先月末に大阪でG20サミットが開催されていたが、その際には私も仕事の関係で行かねばならず、4日間堺に滞在していた。思いの外忙しく時間がなかったが、合間の僅かな時間を見つけて気になっていた所を少しだけ回ってみた。

<旧堺灯台>
例によって朝早く目が覚めたので散歩がてら行ってみた。1877年の最古の木造灯台で堺のシンボルらしいが、修復したばかりで思いの外綺麗だった。

<さかい利晶の杜>
千利休と与謝野晶子、堺出身の2人の偉人の博物館。時間があればじっくり見たかった。

<千利休屋敷跡>
利晶の杜の裏手にあるが、中には入れず隙間から覗くだけ。

<河口慧海像>
隣の七道駅前にある河口慧海像。日本人で初めてヒマラヤを越えてチベットへ行った仏僧。

<堺市立町家歴史館 清学院>
河口慧海も学んだ寺子屋であり、修験道の寺院。近くに河口慧海生家跡もあったが、ショボかった。
後で知ったが、堺は数少ない世界に開かれた港町であり、また堀で守られていたこともあり、自由な商業や文化が育まれていたらしい。
本当はちょうど世界遺産にもなる百舌鳥・古市古墳群も見に行きたかったのだが今回はやむなく断念。またいつかプライベートで来た時にゆっくり見て回りたいものだ。