東京都

御岳山・大岳山

IMG_0613

新型コロナウィルスの影響で今月はあらゆる施設が閉鎖になっているが、こんな時こそ山だろう。今回は今住んでいる町から見える大岳山。キューピーみたいな形でいつも気になっていた。右の御岳山(929m)から中央の大岳山(1,266m)を目指す。奥多摩デビューにはちょうど良い山だ。

IMG_0710
御岳山にはケーブルカーがあるので、登り降りはかなり楽。以前家族で乗ったことがあるが、京王電鉄になったとは知らなんだ。

IMG_0706
御岳山では今頃ロウバイが満開だった。本来時期の違う梅の花とも共演。右奥には奥之院が見える。

IMG_0636
御岳山には宿坊が立ち並ぶが、その中で最も歴史があるのがこの東馬場。茅葺きの建築は東京都有形文化財にもなっている。

IMG_0648
御岳山頂にあるのが武蔵御嶽神社。創建は紀元前91年らしく、関東一円より御嶽詣で賑わったという。宝物館は残念ながら休館だった。

IMG_0666
せっかくなのでロックガーデンまで降りて行ってみたが、季節外れで岩苔はいまいちだった。

IMG_0669
綾広の滝にも立ち寄る。この山は大杉や大檜、滝など様々な自然物に神が宿っている。

IMG_0674
ここからは大岳山を目指して登って行く。標高が上がるにつれ、北斜面には先週末の雪がまだ多く残っていた。アイゼンもなく非常に滑り苦労した。

IMG_0684
鎖場の急登を経て、昼頃にようやく大岳山頂(1,266m)に到着した。思った通りあまり山頂は広くないが、天気も眺望も最高だった。

IMG_0687
奥多摩や丹沢など幾重にも重なる山脈の奥に富士山も拝むことが出来た。

IMG_0712
下山中にも色々売店街を回ったり食べたりしてたら遅くなってしまった。ビジターセンターや宝物館が休館でなければ何時になったことか。満足な山行だった。

百草園

IMG_0536

東京都日野市に百草園という日本庭園がある。この時期に梅まつりが開催されていたので行ってみた。

IMG_0537
園内には白やピンクの様々な種類の梅が咲き乱れていた。ロウバイなど早咲きは終わりかけだったが、中咲きの梅が満開だった。

IMG_0548
百草園で有名なのが寿昌梅。小田原藩大久保忠増室の寿昌院が徳川信康のために植樹したとされる。

IMG_0568
藁葺屋根の松連庵を中心とした庭園は風情があり、梅の花々に彩られ非常に絵になる。

IMG_0573
多様な梅の中で最も印象的だったのがマンゲツシダレ。枝垂れ梅というものを初めて見たが、池に枝垂れる様子は風流だった。

IMG_0559
当地は多くの歌人にも愛され、若山牧水はここで多くの失恋歌を詠んだらしく、長男設計の歌碑があった。

IMG_0554
松尾芭蕉の句碑もあった。
「志ばらくは 花の上なる 月夜かな」

IMG_0561
園内では食事も取ることができ、山菜蕎麦や味噌団子、コンニャク団子を賞味した。

IMG_0556
見晴台からは都心の方まで見渡せた。ここは紫陽花や紅葉の時期も綺麗らしいので、また訪れたい。

八丈富士登山

IMG_0199

年末の八丈島探訪での最大の目的は島の西部にそびえる八丈富士こと西山の登山だった。当初は2日目の朝に登る予定だったが、着いた初日が快晴で、翌日から天気が崩れるというので、急遽予定を変更してすぐに向かった。娘もそのつもりだったようで、ついてきてくれた。

IMG_0210
5合目までは車で上がれる。駐車場に車を停めて登山開始した。

IMG_0215
登山道はひたすら階段が続く。640段が中間地点で、娘は既にバテバテでしきりに帰りたがる。

IMG_0219
眺望が開け振り返ると三原山(700m)が見えた。ここで娘は思い出したようにヨガを始め、これで元気回復した。

IMG_0223
右の海には応援するように八丈富士の巨大な影が映っていた。

イメージ
約1時間で火口に到着。日は沈みかけているがゴールはここではない。

イメージ_1
巨大な火口内には断崖絶壁と広大な森が広がっていた。この火口内には浅間神社もあるのだが、残念ながら今回は時間がない。

イメージ_2
お鉢の稜線を辿るが結構なナイフリッジ。この日は無風だったが、強風時は少し危険だ。

イメージ_3
山頂に沈む夕陽。絶景に思わず息をのむ。ただ見えている山頂にはなかなか近付けない。

イメージ_41
遂に八丈富士の山頂(854m)に到着。標高以上の高度感だ。巨大な火口とそれを囲むお鉢の稜線、さらにその四方には夕焼けに染まった海原と大空が見渡す限り広がっている。娘も「今までで一番達成感がある」と言ってくれた。

下山が遅くなってしまったので、駐車場手前あたりでは真っ暗に。ヘッドライトがあって良かった。本当はお鉢回りをしたり、火口内の浅間神社にも行ってみたかったが、今回は時間がなかった。また来た時に再挑戦したいものだ。

八丈島探訪

イメージ

年末に2泊3日で娘と両親を連れて八丈島に行ってきた。娘が寒いところはイヤと言うので、伊豆諸島の中でも以前行った三宅島・式根島よりもさらに南を目指した。船だと丸一日かかるが、飛行機だと羽田から1時間弱と近い。実際着いてみて実感したが、さすが南国、冬でも暖かい。

イメージ_1
昼に到着し、まずは腹ごしらえに明日葉そばを食する。明日葉は島のあちこちに生えており、島料理のあらゆるものに使われていた。

イメージ_2
元々は2日目に八丈富士に登るつもりだったが、着いた初日は快晴。翌日から天気が崩れるという予報だったので、急遽娘と山へ向かった。これについてはまた来週。

イメージ_3
宿泊先は八丈ビューホテル。夜は豪華な島料理に舌鼓を打つ。辛子を付けるという島寿司も美味かった。

IMG_0304
2日目は少し曇り。まず向かったのは服部屋敷。東京都無形文化財にもなっている樫立踊りと八丈太鼓を堪能した。

IMG_0327
軽くハイキングして裏見ヶ滝へ。島東部の三原山周辺は森が深くて非常に自然が豊かだ。

IMG_0314
続いては足湯きらめきへ。火山島なので温泉も多い。娘はなかなか離れようとしなかった。

IMG_0341
島内のあちこちに展望台があるのだが、その中で一番良かったのは登龍峠。島の街並と八丈富士が一望できた。

IMG_0346
黒い溶岩の海岸が広がる南原千畳敷。奥に見えるのは50年前までは人が住んでいたという八丈小島。これも登ってみたかった。

IMG_0350
夜は映画「今日も嫌がらせ弁当」のロケ地にもなったお食事処通。美味しい食事と温かい人情、そして沢山の猫達が忘れ難い。

IMG_0362
3日目は遂に天気が崩れた。八丈富士の中腹にあるふれあい牧場では強風雨に見舞われた。

IMG_0365
順序が逆になったが、最後にビジターセンターへ。目当ての光るキノコも見ることができた。

ひょうたん島こと八丈島。同じ東京でもコンビニはないし、夜も暗い。でもここには山あり海あり温泉あり、島料理あり人情あり歴史あり。大変気に入った。また来よう。

TAKAO 599 MUSEUM

IMG_4777

東京多摩にある高尾山は人気の高い山である。京王線でアクセスしやすく、599mと低山ながらも登山ルートもバリエーションに富み、薬王院など見所も多い。最近はミシュランガイドにも紹介されたことで、外国人旅行者も増えた。

その高尾山でもみじ祭りがあるというので週末に試しに行ってみたのだが、案の定スゴい人混み。登る気を失くして、ケーブルカー麓駅前で団子を食べながらイベントを少し見た後、TAKAO 599 MUSEUMに寄ってみた。ここは最近出来た所で、高尾山の自然を紹介しているのだが、単なるビジターセンターとは趣向が異なる。

IMG_4771
白を基調にした館内にはショーケースが整然と並んでいる。

IMG_4765
ショーケースの中には様々な自然の生物が飾られているが、真空保存した花々が美術品のようだった。

IMG_4766
木の葉も非常に分かりやすく展示されている。

IMG_4774
動物の剥製たちも沢山いるが、いちいち名前を付けていないところもアートっぽい。

IMG_4769
時折バックの白壁にプロジェクションマッピングの映像も流れる。前説では英語も交え、インバウンド対応もされていた。

地元のスイーツを堪能できるカフェや、木工クラフトの体験の他、様々なイベントもやっていた。高尾山に登らなくても楽しめるが、登りたいという気にもさせてくれるMUSEUMだった。

奥多摩探訪

IMG_3180

これまで山登りは丹沢ばかりだったが、丹沢は春から秋まではヒルの奴らがいるので、他の山域にも足を伸ばしてみようかと思い、下見ついでに奥多摩へ行ってきた。

IMG_3137
まず前から行きたかった御岳にある玉堂美術館へ。川合玉堂の作品の他に実際の画室も拝めて満足。

IMG_3141
隣接のいもうとやにて豆彩麺(豆乳湯葉うどん 1180円)を頂く。

IMG_3185
奥多摩ビジターセンターで情報収集。この辺はツキノワグマが出るらしい

IMG_3184
氷川渓谷。そういえば高校の頃にここでキャンプをしたのを思い出した。

IMG_3181
お約束の奥多摩湖。日原鍾乳洞は以前行ったので今回はスルー。

IMG_3175
月夜見第一駐車場から奥多摩の主峰を眺める。左から雲取山、高丸山、鷹ノ巣山。それぞれ登山口や駐車場もチェックしたが、まずは簡単な三頭山から行ってみようかな。

式根島探訪

先日短い夏休みを取って、2泊3日で式根島に行ってきました。
式根島は伊豆諸島に浮かぶ小さな島。本当は2年前に行くはずでしたが、当日台風のため船が出ず、今回が2年越しのリベンジ航海でした。
 
IMG_1136
以前三宅島に行った時は、竹芝から大型客船の甲板で夜景や海風を楽しみながらのんびりと行ったのですが、今回は嫁子供がいるのでジェット船で。
 
IMG_1189
途中大島を経由しつつ、2時間40分で式根島の野伏港に到着。港には民宿のおじさんが車で迎えに来てくれていました。
   
IMG_1148 IMG_1156
宿に荷物を置いたら早速 泊海水浴場へ。とにかく水が綺麗で、青いソラスズメダイなど色んな魚が沢山泳いでいました。
 
IMG_1169
ここは扇型の入江になっており波も穏やか。普段は波を怖がる娘も大はしゃぎでひっくり返るの図。

夜は民宿で腹一杯海の幸とビールを堪能 (画像は撮り忘れました)。
かなり古い民宿で寝ている間に天井裏をネズミ?が走り回っていて賑やかでした。。

IMG_1170 IMG_1173
2日目はレンタカーで島を一周。と言っても30分もあれば一周できますが。

IMG_1185 IMG_1186
神引展望台に上って望んだリアス式海岸は絶景でした。ここは元々火山の火口のようです。

IMG_1179 IMG_1181
この島は海中温泉も有名。この松が下雅温泉も風情がありましたが、熱くて入れませんでした。。

午後はまた娘の要望でビーチへ。でもラッシュが嫌いな私はもう日焼けが痛くて基本見学で。。
夜は散歩に出て、ペルセウス座の流れ星を見つけた後、暗い夜道で娘を怖がらせて遊びました。
そして3日目の朝またジェット船で島を後にしました。

今回普段の生活と出来るだけ異なる環境へ行ってみようと思い、一番小さい式根島を選んでみましたが、予想以上に楽しめました。今年式根島は開島130周年ということで、タイミングも良かったのかもしれません。次はまた違う島に行ってみたいと思います。

イルカと泳いだ日 後編

翌日は最終日。遂にイルカに会いに行く。早朝に漁船に乗り、隣島の御蔵島を目指す。この御蔵島、日本で唯一野生のイルカが生息している島としてダイバーにも有名である。ただしアクセスが楽ではなく、漁船で片道1時間の船旅に耐えられるかどうかが鍵となる。この日は曇り、最初は船旅を楽しんでいた生徒たちから、徐々に笑顔が消えていき、何人かはビニール袋か船の外に顔を投げだす。1時間後、絶壁に囲まれた島が近づいてきた。

島の周囲をゆっくり回っていると、突如船長が叫んだ。「いたぞー!」 見ると海面に三角の背ビレが4~5つ、ゆっくりと固まって動いている。これを合図に動ける者たちは、急いでフィンを履き、マスクとシュノーケルを装着する。そしてインストラクターに続いて一人ずつ勇気を出して海面に飛び込んでいった。水面から海の中を覗くと、海底ははるか下に見える。水深20~30mほどだろうか。幸いウェットスーツを着ているから溺れる心配はないが、泳ぎに自信がない子は、これに少しひるむ。

海中を覗きながら、インストラクターの進む方向に皆必死に泳いでいく。すると「キューン」という甲高い鳴き声とともに、前方から先ほどの背ビレの主たちが悠然と眼下を泳いできた。1匹2~3mくらいだろうか、水上で見えた背ビレから予想するよりも大きく見える。ここで何人か技術のある者たちは、ジャックナイフを試みた。息を止め、海中深くへ潜り、イルカたちに近づく。しかしイルカの水深まで潜れるのはインストラクターくらいで、彼だけ魚のように泳いでいき、イルカの群れに合流していた。

水面に上がった生徒たちは興奮気味だった。「いたー!」「すげー!」 マスクをはずして叫んでいた。しかしのんびりしている暇はない。次の群れを探すために、船に戻る。そして船のへりにまたがって、また船長の合図があるまで待つのである。結局全部で10本くらいダイブしただろうか。この日は数十頭のイルカに対面することができ、しかも彼らの機嫌が非常に良く、我々の本当に近くまで来てくれた。よく心に邪心があるとイルカに近づくことはできないと言われるが、手が届きそうなところまで近付けた今年の私の心は、きっと去年よりも澄んでいたのだろうか(笑)

1本のダイブはかなり体力を消費するため、10本のダイブを最後まで全て飛び込んだのは、2人の男子生徒と1人の女子生徒と私くらいのものだった。しかし今回参加した生徒は、とりあえず全員1回以上はイルカに対面させることができた。船に酔って最初動けなかった生徒も、浮き輪などを使って飛びこませ、何とか体験をさせてやれたことが、我々の一つの達成であった。

しかしこの後に試練が待っていた。1時間ほどのダイブを終えて三宅に帰る船旅は、凄まじいものだった。予想以上に風が強くなり、波は荒れ、船の揺れを大きく増幅させていた。前後左右に大きく揺れ続ける船から振り落とされないように、全員甲板にしがみつき、弾丸のように飛んでくる波の水しぶきの痛さに耐え続けなければならなかった。胃が空っぽになるまで吐き続け、体温はどんどん下がっていき、動く気力も余裕もなく、それぞれ"生きてるか?"とお互い目で合図をするのが精一杯だった。その様子はさながら、アフリカから連行されて大西洋を航海した黒人奴隷船のようであった。永遠に感じられた1時間の帰路の末、「もうすぐだぞー!」という叫び声に促され、目をやった先に三宅島の陰影が見えた瞬間に、生徒と交わしたガッツポーズとピースサインが印象的だった。

三宅に到着した際には、喜ぶ者、泣き出す者、ボロ雑巾のようになり自力で動けない者など、様々だったが、一旦宿に帰り、温かい風呂に入れさせた後には、ようやく全員に笑顔が見られ、私たちもホッとした。

今回の旅では、大自然の大きさをまざまざと見せつけられた。自然は荒々しさと美しさの両面を持っており、それぞれがあるからこそ、その両面が際立つ。そうした大自然の前では人間などは何てちっぽけな存在だろうか。そんなことを考えながら、帰りのフェリーの甲板に立ち、少しずつ遠くなる三宅島を眺めていた。


イルカと泳いだ日 前編

先日2泊3日で伊豆諸島の三宅島に行ってきた。目的はスキンダイビングでイルカに会うこと。ダイビングショップのインストラクターと一緒に生徒を10人ほど引率。このツアーは去年も行ったので、今年は2回目となる。

初日の夜、竹芝桟橋から東海汽船のフェリーに乗り、東京や横浜の夜景に見送られて出航。約7時間後の翌早朝、三宅島に到着した。

1年ぶりに見る三宅島は、昨年に比べ、緑が少し増えた印象。かの2000年の火山噴火による溶岩流によって焼け野原となった三宅島だったが、その自然の治癒力に恐れ入る。

また港に迎えに来て下さった民宿のご主人にも車中話を伺ったが、彼も避難解除が出るまでの間、東京の八王子へ避難を余儀なくされていたらしい。すぐ帰れると思っていたが、結局4年間故郷の地を踏むことはできず、その間生活のために仕事を探したが、短期だとなかなかどこも雇ってくれなかったそうだ。

民宿で仮眠を取った後、快晴の下、湾内のビーチでスキンダイビングの講習。ウェットスーツを着て水に入り、シュノーケルでの呼吸の仕方や、耳抜きをしてジャックナイフで(直角に)海底に潜っていく方法などをインストラクターに教えてもらう。ウェットスーツを着ているので溺れることはないが、隙間から入る水が冷たい。それでも水中で小魚や小蟹を見つけて、生徒たちも嬉しそう。

飽きた頃に、5mくらいの飛び込み台から皆で飛び降りて遊んだりもしながら、最終的に数人を除いて皆そこそこ潜れるようになった。

夜は魚づくしの料理で腹を満たした後、夜道を散歩し満天の星空を眺め流れ星を数える。そして花火&スイカ割り。昼間上手く潜れなかった生徒たちも、この夜は満足できたことだろう。

(続く)


Gallery
  • 御岳山・大岳山
  • 御岳山・大岳山
  • 御岳山・大岳山
  • 御岳山・大岳山
  • 御岳山・大岳山
  • 御岳山・大岳山
  • 御岳山・大岳山
  • 御岳山・大岳山
  • 御岳山・大岳山
Access
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Categories
Comments