Comics / Anime

ドラゴンクエスト

0019546864LL

去る3月1日に漫画家・デザイナーの鳥山明氏が亡くなった。享年68才だった。「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」は少年時代に熱中した漫画だったが、今回は「ドラゴンクエスト」について書きたい。

昨年末のクリスマスに娘と実家に行く途中でBook Offに立ち寄った。「これ買って〜」と娘が持って来たのは、ドラゴンクエストⅪのSwitch用ソフトだった。クリスマスだしまぁいいかと思い買い与えると、それ以来娘は異世界の勇者となった。

しかし学年末試験の1ヶ月前になると、娘は冒険を中断しSwitch一式を私に預けた。なかなか潔いじゃないかと感心していると、娘曰く「テストが終わるまで預けるから、その間に父ちゃんもドラクエやって。」どうやら私とゲームの話をしたかったらしい。

私は日頃ゲームなど一切しない。毎日仕事でパソコンと睨めっこで目が疲れるから、他ではなるべく画面を見たくない。しかし娘に言われちゃ仕方ない。ドラクエなんていつ以来だろう。立ち上げると目耳に飛び込んで来たのは、あの懐かしいキャラクターデザインとテーマ曲だった。

小学生の頃うちにはファミコンがなく、友達の家で集まって遊んでいたのは初代のドラクエだった。ある時小学校で音楽鑑賞会なる行事があり、学年全クラスで市民ホールへ行った。知らないクラシックなど子供にとっては子守唄でしかない。私含む男子児童のほぼ全員が爆睡をかましていた。若い男性担任のK先生も同様だった。

そんな中で最後に演奏されたのが、ドラクエのテーマだった。聴こえてきた重厚なオーケストラで奏でられる勇壮なメロディに皆で飛び起きた。「なんで、なんで?」と興奮して顔を見合わせる私達。あの時の友人やK先生の喜ぶ顔は今でも良く覚えている。あのテーマを作曲したすぎやまこういち氏も3年前に他界してしまった。

ちなみにドラクエⅪはグラフィックも世界観も昔とは比較にならないほど見事なものだった。ただ私の冒険は未だ全く終わりが見えず、娘は嬉しそうに色々ネタバレをしてくれる。

鳥山氏の魅力的なキャラクター達とすぎやま氏の名曲。時代も国境も越えて愛される作品を作り上げた彼らの功績は大きい。


「文豪ストレイドッグス」

321212000112

最近うちの娘がハマっているのは「文豪ストレイドッグス」である。アニメ化もされていて、原作の漫画の発行部数は1200万部にのぼるらしい。

登場人物は中島敦や太宰治といった明治から昭和の文豪たち。私はタイトルを聞いて、谷川ジローのように文豪達が実際に小説を執筆するような場面を想像したが、そんなものは一切ない。

内容は要するにバトルアクションで、現代に生きる彼らが、異能と呼ばれる超能力を操りながら闘いを繰り広げるというもの。冒頭で太宰が入水しようとしたり、「羅生門」や「金色夜叉」等のような代表作のタイトルが彼らの異能の名称になっているところ等に、多少の名残りがある。それで娘も多少は昔の文豪にも興味を持ったのは良いことだ。

娘は学校の女友達同士で勧め合っており、とにかく女子に大人気なのだという。娘の推しは敵役のドストエフスキーらしく、小遣いを注ぎ込みドス君のアクリルスタンドを買い集めて悦に浸っていたが、先日は「推しが死んだー」と嘆いていた。

ちなみにこの作品の舞台が横浜であり、みなとみらいの観覧車やインターコン、三溪園など良く知る場所が出てくる。娘は今度友達と聖地巡礼に行きたいらしい。

それにしても、今の時代の娘や女子達は少女漫画に見向きもしない。「ブルーロック」や「呪術廻戦」「チェーンソーマン」など戦い合う少年漫画ばかりだ。一方で男子達には萌え系の女の子が主人公の作品が人気があるらしい。どうりで女子が逞しくなり、男子が軟弱になるわけだ。

「BLUE GIANT オリジナルサウンドトラック」

71QmsAjSJ3L._AC_SX355_

1 Impressions
2 Omelet rice
3 Day by day
4 Kawakita blues
5 Ambition
6 BLUE GIANT ~Cello & Piano~
7 Motivation
8 In search of...
9 The beginning
10 Monologue
11 Forward
12 Another autumn
13 Next step
14 Challenge
15 Kick off
16 Samba five
17 N.E.W.
18 Recollection
19 No way out
20 New day
21 Reunion
22 Count on me
23 Faith
24 Nostalgia
25 What it takes
26 WE WILL
27 From here
28 FIRST NOTE
29 BLUE GIANT

漫画家 石塚真一氏の前作「岳」はリアルな山岳救助を描いた力作だった。その後に連載を始めた「BLUE GIANT」は全くジャンルが異なり、真っ向からジャズに向き合った音楽漫画なのだがこれがまた面白く、累計920万部を超える大ヒットとなっている。

仙台出身の主人公 宮本大が、世界一のジャズプレイヤーになるべく高校卒業後に東京へ上京し、ピアノ雪祈・ドラマ玉田とジャズバンドJASSを結成し、殿堂So Blueに出演するまでを描いたのが第一部。熱いプレイの描写が魅力的なのだが、いかんせんその音楽は想像するしかなかった。その願望を叶えてくれるのが今回の映画化だ。

何しろこの音楽を制作・監修したのが、あの世界的ピアニスト上原ひろみさんなのだ。数年前に国際フォーラムで演奏を目の当たりにしたこともあるが、素晴らしい楽曲と超絶のプレイが圧巻だった。今回彼女が全編の音楽を作曲・演奏しているので、映画を見終わったらすぐにサントラを買いに行った。

まずは劇中バンドJASSのオリジナル曲が素晴らしい。M17で聴かせる見事なサックスとピアノとのインタープレイ。クライマックスで演奏されたM26はストーリー通りサックスとドラムのみ、M28のピアノは左手のみだが充分伝わって来るものがある。

劇伴曲も聴かせる。軽快な曲からしっとりした曲まで場面に合わせて楽曲の幅も広い。ひろみさんの近作はクラシックアルバムだったが、その弦楽器のクインテットの面々も加わっている。M4ではブルースギターまで導入し、ひろみさんの引き出しの多さに驚く。

ちなみに映画には原作にないエンディングが用意されており、なかなか感動的だった。そもそもジャズは基本インストなので一般的にはとっつき辛く、私もジャズには全く詳しくない。しかしこうした熱いインプロバイゼーションによる高度なプレイの応酬で観る者聴く者を虜にする魅力がジャズにはあるということが、この漫画・映画・音楽から伝わってくる。これライブ企画はないのかな。


トキワ荘マンガミュージアム

イメージ

豊島区に開館したトキワ荘マンガミュージアムに昨秋に訪れた。1950〜60年代に手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫など、日本漫画界創世記のそうそうたる面子が居住した伝説のトキワ荘を再現している。本木雅弘が主演した映画「トキワ荘の青春」で観た世界だ。

イメージ_1
入口を入ると正面に急傾斜の木造階段が聳えている。一段ずつ登ると、当時と同じように木が軋む音がするという拘りようだ。

イメージ_2
2階の廊下も映画で観たまんまだ。かつてはこの廊下に多くの漫画誌編集者たちが詰めかけていたのだ。

イメージ_3
汚い炊事場の再現性も笑えるほどだった。赤塚不二夫と石ノ森章太郎が奥の流しを風呂代わりにしていたのは有名な話。

イメージ (1)
山内ジョージの部屋。狭い四畳半の部屋には、2人分の小さな仕事机や火鉢や本棚、窓からの景色も再現されていた。

イメージ_1 (1)
1階は展示室になっており、この時に開催されていたのが「トキワ荘と手塚治虫」。入居時に執筆していたジャングル大帝やリボンの騎士の直筆原稿が展示されていた。

イメージ_2 (1)
周辺にも見所は多い。元々トキワ荘があった場所には今は企業のビルが建っているのだが、代わりに跡地碑が設置されていた。

イメージ_3 (1)
「まんが道」にも描かれた当時の彼らの行きつけがこの中華料理 松葉。今でも変わらず営業されており、やっぱりンマかった。店内には色紙がずらり。

イメージ_4
トキワ荘通りお休み処では色々なグッズを販売している。そこの2階には映画の主人公だった寺田ヒロオの部屋が再現されていた。テラさんの部屋はいつも漫画家達の溜まり場で、チャーダーの空き瓶や松葉の出前丼まで並んでいた。貧しくても仲間達と夢に向かって頑張っていた彼らの古き良き時代に思いを馳せることが出来た。

名作漫画10選

先週、野球漫画の名作「ドカベン」の作者である水島新司氏が亡くなった。最近往年の漫画の巨匠が相次いで他界しており、一つの時代が終わった感がある。そこで今回は歴代の漫画の中から個人的に特に名作と思う10作品を選んでみた。

01火の鳥
① 「火の鳥
1954-1988
作者: 手塚治虫
漫画の神様には名作が多いが、1つ挙げるならやはりこれ。火の鳥を通して古代から未来まで壮大なスケールの人類史が描かれている。

02あしたのジョー
② 「あしたのジョー
1967-1973
原作: 梶原一騎
作画: ちばてつや
一匹狼の矢吹丈が谷中の貧困街からボクシングで成り上がる様を描いた名作。死闘を繰り広げた末の壮絶なラストシーンが忘れ難い。

03ドラえもん
③ 「ドラえもん
1969-1996
作者: 藤子・F・不二雄
小学生の頃に初めて読んで集めた漫画。夢に溢れ今なお高い人気を誇る。個人的には特に長編「のび太の海底鬼岩城」が印象深い。

04ドカベン
④「ドカベン
1972-1981
作者: 水島新司
高校の時に野球部のクラスメートが持ってきたものを皆で回し読みした。濃いキャラクター達の熱い戦いに夢中になって読んだ。

05銀河鉄道
⑤ 「銀河鉄道999
1975-1981
作者: 松本零士
母を殺された鉄郎が機械の身体を手に入れるためにメーテルと宇宙を旅するSF。各星々の物語が悲しい。アニメのED曲も名曲だった。

06めぞん
⑥ 「めぞん一刻
1980-1987
作者: 高橋留美子
大学の時に住んでいた下宿にあったものを皆で回し読みした。こんな美人の管理人さんがいればなぁと下宿仲間と言い合った思い出。

07タッチ
⑦ 「タッチ
1981-1986
作者: あだち充
野球と三角関係を描いた、言わずと知れた青春漫画の名作。アニメのED曲"君がいなければ"と"青春"も名曲だった。

08ナウシカ
⑧「風の谷のナウシカ
1982-1994
作者: 宮崎駿
アニメの方が有名だが、原作はもっと壮大な世界観がある。ここで描かれている終末観に大きな影響を受けた。

09浦沢直樹
⑨「MASTER キートン
1988-1994
原作: 浦沢直樹、勝鹿北星、長崎尚志
作画: 浦沢直樹
主人公キートン太一は元SAS(英海軍特殊部隊)の保険調査員だが本業は考古学者と、文武に長けるが娘には弱い。こんな男に憧れた。

10スラムダンク
⑩「スラムダンク
1990-1996
作者: 井上雄彦
小中高バスケ部だった身としてはこれは外せない。井上雄彦氏は人の動きを捉えるのが見事で次作「バガボンド」で極まった。

今回は残念ながら選に漏れたが、谷口ジロー氏(2017年他界)の「神々の山嶺」、矢口高雄氏(2020年他界)の「マタギ」や、さいとうたかを氏(2021年他界)の「サバイバル」も名作だった。また現行作は選外としたが「宇宙兄弟」や「Blue Giant」なども捨て難かった。日本の漫画文化は本当に奥深い。

GUNDAM FACTORY

イメージ

先日娘と横浜のマリーンルージュに乗船した際には、出船時間よりもかなり早めに山下公園に着いてしまった。時間をつぶすために、せっかくなので昨年末に近くにオープンし来年3月までの限定開催というGUNDAM FACTORYに寄ってみることにした。といっても、そもそも私は初代ガンダムの世代ではあるがそれほどファンだった訳ではないのだが、これが結構楽しめた (私は)。

イメージ_1
入場料を払って敷地に入ると、実物大18メートルのガンダムが聳え立っており圧倒される。DOCKTOWER観覧券を購入すれば、さらに間近で見られるらしいが、これは結構高いので断念。

イメージ_2
見ものは毎時間行われる起動実験。巨体が動き出し、跪く動作が見られる。ゆっくりした動作だがなかなか迫力がある。30分後には最初のポーズに戻るスタンバイモードがあるのだが、BGMがTM Networkの"Beyond The Time"だった。

GUNDAM-LABでは、これの研究開発プロジェクトの過程などの展示や、様々なガンプラなどのグッズショップもあり、ファンには垂涎ものだろう。娘は全く興味を示さなかったが。

イメージ_3
ちなみに入場券には漏れなく1/200のガンプラが付いている。早速に山下公園でこれを作って撮影してみた。なかなか良い出来ばえに満足。

ちなみに私が好きだったのはこの初代ガンダムのエンディングテーマ"永遠にアムロ"だった。


アイカツ






娘がプリキュアにハマっていたのは3~5歳の頃。その後アニメは、アナ雪、妖怪ウォッチ、ドラえもん、とお気に入りアニメは変遷した。そして少4の今彼女が夢中になっているのがアイカツである。

前からあるアニメだし、低学年のイメージだったが、どうやら親友の影響らしい。子供が好きなものを理解するのは親の務めかと、一緒にテレビやYouTubeを観てみた。要は女子中高生達がトップアイドルを目指して奮闘するという内容で、昨年から始まったアイカツフレンズは、初代アイカツ・アイカツスターズに続く3代目らしい。2年毎に変わるようだが、毎年変わるプリキュアよりはマシか。

このアイカツが世の中の少女達を夢中にさせる要因は、トレーディングカードにあるようだ。キャラクター毎・曲毎に、トップス・スカート・アクセサリーなどの衣装が無数にあり、ゲーセンなどにある端末を操作してそれらを集める。娘も毎週末のようにスーパーにある端末に座り、レアカードを入手しては満足そうにファイリングし、踊るキャラクターが着ているドレスを見ては「これ持ってる!」と喜んでいる。

私が感心したのは音楽である。キャラクター達それぞれ自分の持ち歌があり、毎回順番にステージで歌って踊る。娘はダンスを見るだけでなく、曲のメロディや歌詞までよく聴いている。娘が音楽に興味を持つことは良いことだと思い、早速CDを買ってみた。私も一緒に聴いてみたが、流石プロの仕事、非常に完成度が高い。ポップ系・キュート系・クール系・セクシー系などキャラクター毎に曲調も多彩で飽きさせない。歌詞もキッズカテゴリーなので、恋愛ではなく夢や勇気や友情といった内容で、「良いこと言うなぁ」と共感している娘の様子が微笑ましい。

もっとも娘がいない時にまでキッズアニメソングを聴いている中年男の姿はあまり人様には見せられたものではないが。。


藤子・F・不二雄ミュージアム

IMG_2731

うちの娘はかなりの漫画好き。幼い頃からいつも妻の漫画を読み漁っている。先日も妻が実家から引き上げてきた大量の「ドラえもん」単行本コレクションに飛びつきハマっている。

ドラえもんは私も昔好きだったので、今だにテレビで放映されたり、映画が公開されて、子供達に愛されているのを見るのは感慨深いものがある。声優の交代で昔と声が違うのはやっぱり違和感があるが。

ということで、先日家族で川崎にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行ってみた。まずここ、ちょっと面倒なのが完全予約制なこと。週末はかなり早めの予約が必要な上、入口でも結構長い列に並ぶ。

中は藤子・F・不二雄氏の生い立ちや仕事机など色んな展示があるが、メインはやはり大量の直筆原画。「ドラえもん」「パーマン」「キテレツ大百科」などの原画がずらりと並んでいた。また、まんがコーナーではF氏の全作品の単行本が揃っていたので、家族でずっと読み漁ってしまいた。他にもシアターやショップなどもあった。

ただ見ていて1つだけどうしても気になったこと。もしこれがF氏だけでなく、喧嘩別れしたA氏との合同ミュージアムだったら、ここに「怪物くん」や「忍者ハットリくん」や「笑ゥせぇるすまん」などもいたのだろうなということ。このミュージアムはF氏の遺族からの寄贈によるものなので当然ではあるし、ドラえもんだけでも海外にも通用するキラーコンテンツではあるのだけれど。本人達の意思に反して合同ミュージアムが建設される日は、来ないだろうな。

麻雀

ノーマーク爆牌党 (9) (近代麻雀コミックス)ノーマーク爆牌党 (9) (近代麻雀コミックス)
片山まさゆき

竹書房 1997-05-01
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


謹賀新年。

今年は喪中のため淋しい正月だった。しかし喪中というのは、喪中ハガキを大量に出しても全く見返りがないので、非常に損をした気になるのは私だけだろうか。次回からは喪中ハガキを出さずに、年賀状をもらったら寒中見舞で返そうかと本気で思ってしまう。

さて何か正月らしい話題はないかと考えた末、今日は麻雀について書いてみたいと思う。

私が子供の頃は、毎年正月になると、家族でこたつのテーブルをひっくり返して牌を並べて、よく麻雀をやっていたものだった。点数計算まではしていなかったが、役を覚えて家族4人で打っていた。他の家庭は知らないが、正月とはそういうものだと思っていた。その後高校に入ってからはよく親が不在がちな友人宅に週末集まっては徹夜で打つようになった。家族麻雀だけでは知り得なかった奥深さを知ることで、いつしか父親よりも強くなっていた。

地方の大学に進学した際には、更に多くの麻雀仲間が増え、しかも皆一人暮らしなのが災いし、文字通りどっぷりハマることになる。毎週末はもちろん、下手すれば平日も、夜バイトが終わった後に誰かしらの家に集合し、朝まで宅を囲んでいた。皆事前にカップラーメンやコンビニ弁当やタバコをしこたま買い込み、散々食い&吸い散らかすもんだから、自分の部屋を提供した時は終わった後はたまったものではなかったが、それでも楽しくて仕方なかったのだった。私は比較的大学に頑張って行っていた方だが、周りは落第し留年していた者も多かった。今思えば大学に行ってなかった奴の方が麻雀が強いという構図があった気がする。

そんな罪深い麻雀であったが、その奥深さには魔性の魅力があった。世の中には卓上ゲームは数多くあれど、手役の多さ、相手の手の読み方や心理的駆け引き、点数計算の複雑さなど、麻雀の奥深さは比類がないと思っている。学生時代の私は強くなるために人の手筋を分析したり麻雀漫画を読んだり、それこそ大学の勉強以上に熱心に励んでいたものだった。

そして今改めて考えると、それはビジネスにも通ずるものがある。まず自分の手の内にあるものを十分理解をした上で、最終的な目標を設定し、そこまでの道筋をシミュレーションする。次に情報を収集した上で市場やライバルの動向を分析し、攻守のバランスを取りながら業務を遂行する。そしてタイミングを逃すことなく英断的判断を下す。これは対外的なものだけでなく、職場内で考えてもいいと思う。

ここまで考えると、あの学生時代に費やした膨大な時間も、決して無駄ではなかったのだという気がしてきた。そんな正月のひととき。

80年代アニメ主題歌

先週から流れで80年代アニメを取り上げてみる。ただ最初単純にアニメのランキングにしようと思ったら、結果的に原作の方がよかったというものが多かった。なので今回は80年代アニメの主題歌ランキングにしてみた。個人的にオープニング曲よりもエンディング曲の方が印象に強い。


1.ルパン三世
Pete Mac Jr 「ルパン三世のテーマ」
希代の名曲。また登場キャラクターやレトロな雰囲気も少年だけでなく大人の男性の心も鷲掴みするカッコよさだった。またこれだけは原作よりもアニメの方が良いと思う珍しい例。




2.シティハンター
TM NETWORK 「Get Wild」
この曲のカッコよさが、アニメの魅力を倍増させていた気がする。




3.タッチ
岩崎良美 「青春」
オープニング曲が取り上げられることが多いが、個人的にはエンディングの方が印象に残っている。同じく岩崎良美の「君がいなければ」も名曲だった。作品自体も名作。




4.銀河鉄道999
ささきいさお 「銀河鉄道999」
歌詞と歌唱がいい。ちなみにアニメの鉄郎は何かカッコいいが、個人的には原作の情けない鉄郎の方がよかった。




5.ハイスクール奇面組
うしろゆびさされ組 「うしろゆびさされ組」
当時のおニャン子クラブ人気を加速させていたアニメ。当時流行ったギャグも多い。懐かしい。




6.名探偵ホームズ
ダ・カーポ 「空からこぼれたストーリー」
少しマイナーだが、実はこれも宮崎駿監督作品。当時これに触発されて小説「シャーロックホームズ」や「怪盗ルパン」も読んだりした。




7.ドラゴンボール
橋本潮 「ロマンティックをあげるよ」
後に強くなりすぎてしまった感があるので、今思えば冒険のワクワク感があるこの頃が一番良かった気がする。




8.ドラえもん
武田鉄也 「少年期」
初期の頃の長編映画は傑作が多かった。映画で一番好きだったのは「海底鬼岩城」だが、主題歌では「宇宙小戦争」のこれ。動画は関係ないが。




9.天空の城ラピュタ
井上あずみ 「君をのせて」
先週のナウシカと並ぶ、宮崎監督による初期の名作。オリジナルバージョンの動画はなかった。
Gallery
  • オンラインツアー③ - アイルランド編
  • オンラインツアー③ - アイルランド編
  • オンラインツアー③ - アイルランド編
  • オンラインツアー③ - アイルランド編
  • オンラインツアー③ - アイルランド編
  • オンラインツアー③ - アイルランド編
  • オンラインツアー③ - アイルランド編
  • オンラインツアー③ - アイルランド編
  • オンラインツアー③ - アイルランド編
Access
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Categories
Comments