緊急事態宣言が出される前の3月下旬に夜叉神峠へ登っていたのだが、宣言発令後は山行記録をアップするのも躊躇われていた。ようやく宣言解除となったのでアップする。

イメージ

都内にある私の勤め先のビルの屋上からは、冬の晴れた日には南アルプスも拝むことが出来るのだが、春になるにつれ空気が霞み見えなくなってしまった。雪化粧をした南アルプスの白峰三山を間近で見たくなり、山梨の夜叉神峠へ登ることにした。

イメージ_1
向かう途中の山肌に春らしくポツポツと桜が咲いていた。街中の並木や公園の桜よりも、こうした自然の桜の方が断然良い。

イメージ_2
芦安にある南アルプス芦安山岳館に立ち寄ろうと思っていたのだが、残念ながらコロナ の影響で休館だった。

イメージ_3
南アルプスの入口である夜叉神トンネルは冬季閉鎖中。ここから登山開始。

image1
約1時間ほどの急登。振り返ると遠くに甲府盆地が広がっていた。

イメージ (1)
ほどなく夜叉神峠(1,770m)に到着。まだ残雪のある峠からは絶景が広がっていた。

イメージ_1 (1)
右から北岳(3,193m)・間ノ岳(3,190m)・農鳥岳(3,026m)。国内標高第2位と第3位が連なる様は見事。いつかあの稜線を歩きたいものだ。

イメージ (2)
麓の御勅使川の氾濫を繰り返す夜叉神の怒りを鎮めるために建てられたという石の祠。

イメージ_1 (2)
芦安には食べるところがどこにもなかったため、街中まで降りて山梨名物ほうとうを食して帰った。