イメージ

先週は愛鳥週間だったらしい。外出自粛により家にいる時間が増えたことで色々な発見もあり、鳥の鳴き声もその1つだった。

家が多摩丘陵に近いこともあり、毎日とにかく様々な鳥の鳴き声が聞こえてくる。スズメ、ヤマバト、ウグイス、カラスの鳴き声はすぐ分かる。「ツピーツピー」はシジュウカラ、「ヒョヒョヒョヒョ」はホトトギスだということも分かったが、他にもまだ何の鳥だが分からない鳴き声が沢山聞こえてくる。

どうやら各鳥はさえずり以外にも地鳴きというものも持っているらしい。例えばシジュウカラは先のさえずりの他に「チチチチ」など様々な地鳴きを持っている。さらにウグイスには谷渡りという鳴き方もあり、「ホーホケキョ」の後の「ケキョケキョ」というのがそれらしい。

そうした様々な鳴き声の中で、いつも一際異彩を放つさえずりが聞こえてくる。甲高い大きな声で、聞いていると次々とさえずりが変化してくる。数えていると20種類をゆうに超えた。中にはウグイスやセミの物真似みたいなものもある。まるで壊れた蓄音機のようだ。一体あの鳥は何なんだと思い、調べたところガビチョウ(画眉鳥)ということが分かった。

茶色くズングリムックリした体型で愛嬌がある。体型のせいか高い木の梢ではなく、笹薮の中などにいることが多く、なかなか見つけ辛い。お陰で撮影にも苦労した。どうやら元々は中国の鳥らしく、飼われていたものがあまりにやかましくて飼い主に捨てられ、それが野生化して繁殖したようだ。

ここ日本ではこと外来種は敵視されがちだ。またウィルス蔓延の最中、中国に対しては色々思うところもある。しかし鳥には何の罪もないだろう。そんなことを考えながらさえずりを聞いていた愛鳥週間だった。