最近は近場の公園くらいしか行けないのだが、少し前までは親子で毎週末ボルダリングジムに通っていた。近所の大型スポーツ店の中にあるのを発見し、渋る娘をアイカツカードで釣って連れて行ってみたら、思いのほかハマった。
傾斜角度によって6段階にレベルが分かれており、その中でもホールドの並びによって初級から上級までさらに8段階にコースが設定されている。ホールドは様々な色や形があり、見た目にも楽しい。身体全体を使ったパズルみたいなもので、昔流行ったツイスターの立体版のようだ。初級から順番に始め、手と足をどのような順番で進めれば良いのか、考えてから登って行く。1つずつクリアしていく毎に徐々に難しくなっていき、レベルアップしていくのを実感する。
結構小学生も多いのだが、皆かなり巧い。中にはオーバーハングの最上級傾斜でジャンプをかましている男の子がいて驚いた。こうした子が将来に野口選手や楢崎選手のようなオリンピック選手になっていくのだろう。
ボルダリングは今年の東京オリンピックから正式種目になるはずだった。しかしオリンピック自体が新型コロナウィルスの影響により来年に延期。他のあらゆるスポーツも軒並み中止等を余儀なくされている。選手達も練習・調整できず辛い状況だろう。来年無事に晴れ舞台を見られることを期待したい。