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今年もハードコアの祭典leave them all behindに参戦してきた。2月1日の会場は下北沢Garden。この日は前に日本人のバンド3組も出演していたのだが、申し訳ないけど体力が持たないので見合わせて、途中から会場入りさせてもらった。

19:30頃しばらくサウンドチェックの音が聴こえた後に幕が開き、そこにOld Man Gloomの一同が並んでいた。右手に元IsisのAaron Turner、中央にCave InのStephen Brodsky、左手にConvergeのNate Newton、後方にZozobraのSantos Montano。改めて凄い面子が並んでいることに感心する。

曲は"Shoulder Meat"からスタート。しばらく嵐のようなSEが流れた後に、凄まじい迫力の轟音が鳴り響く。このバンドは各自のバンドにはないhave funの精神が特徴的だが、ステージングは至ってシリアスだ。

Aaronは巨漢で髪も髭も長くまるで海賊のようで、見た目の迫力から凄い。その髪を振り乱しながら、凄まじい咆哮とギターの轟音を響かせている。Isisのライブも観たことがなく、ハードコアレーベルHydraheadの統帥にして、ボストンハードコア界の中心的存在である彼のステージを観ることができたことは感慨深かった。

StephenはCalebの代役として中央に立ち、弾いているのもギターではなくベースだった。髪を丸刈りにし、体格も一回り大きくなったようで、少しCalebに似て見えた。仁王立ちでのっしのっしと貫禄が出ていた。

Nateは昨年のConvergeのステージを観て以来1年振りで髪も伸びたようだ。Convergeではベースだが、ここではギター。皆よく色々弾けるものだ。

ボーカルはずっとAaronが担当していたので、StephenとNateは次のCave Inのステージまで温存するのかと思ったら、4曲目の"Simia Dei"でStephenが、5曲目の"A Hideous Nightmare"でNateも咆哮していた。

曲間はアルバムにもあった不穏なSEで全て繋がっていたが、不気味な笑い声の部分だけはなぜか執拗に繰り返されて、フロアからは失笑が漏れていた。

"Sleeping With Snakes"や"Skullstorm"など後半に行くにつれて、アップテンポの曲が演奏され、ほとんど半狂乱のような轟音で場内を圧倒していった。

Old Man Gloomと昨年のNeurosisは、ジャンルとしては同じスラッジコアに属すると思うが、Neurosisの音楽は精神的な闇の世界に引き摺り込まれる感じだった。それに対してOld Man Gloomはもっと直情的というか、真っ赤な激情を叩きつけられた感がある。いずれにせよ凄いものを目撃することが出来た。

1. Shoulder Meat
2. Common Species
3. Burden
4. Simia Dei
5. A Hideous Nightmare Lies Upon the World
6. Gift
7. new song
8. Sleeping With Snakes
9. Skullstorm
10.To Carry the Flame

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