IMG_3312

大阪万博記念公園にある太陽の塔。芸術家の岡本太郎が制作した1970年の万国博覧会のシンボルである。私は万博をリアルタイムで体験していないが、当時行った義父等から色々話は聞いていた。

この太陽の塔が昨年2018年から48年振りに内部公開を始めたということで気になっていた。入場には事前に予約が必要であり、週末の予約は何ヶ月も先まで一杯なので、かなり前から予約をしていた。

IMG_3309
実際に万博記念公園に行き目にすると、高さ70mのその予想以上の巨大さに驚く。遠目で見てもデカいのだが、近づくにつれて益々大きくなっていく。

IMG_3318
特に私が好きなのはこの後ろ姿。この黒い異様な太陽の背中がカッコ良いが、後ろがこうなっているというのは最近まで知らなかった。

IMG_3319
中に入ると、様々な仮面や土偶が出迎える。当時は岡本太郎が集めたという世界中の民族品が地下に並んでいた。現在公園内の国立民族博物館に所蔵されているものの一部が展示されていた。

IMG_3326
「地底の太陽」。閉会後に行方が分からなくなっていたものを今回復元し、プロジェクションマッピング化してあった。

IMG_3327
塔の1階には地球生命の誕生としてアメーバなどの原始生物がいる。周囲には当時と同じものものしいクラシック音楽が流れ、異様な雰囲気がある。

IMG_3330
そして下から上に向かって40mにも渡って伸びる「生命の樹」の幹や枝には、進化していった様々な生物が並んでいる。三葉虫、巨大な魚類や両生類、恐竜、マンモス、ゴリラ、etc。各階で解説を聞きながら、ひたすら階段を登っていく。撮影できたのは1階だけだったのが残念。

IMG_3300
腕の高さまで登って終了。当時は腕の中のエスカレーターから周囲の建物の上階に行けたそうだ。

「協力するが協調しない」と言い放った「アンチ万博」岡本太郎は、周囲に溶け込まないシンボルの中で壮大なテーマを提示していた。来年は万博から半世紀が経ち、次の大阪万博の開催も決定している。今の時代なら岡本太郎は何を創るのだろう。