ハイ・ウォーター・ワン
ザ・マグパイ・サルート
SMJ
2018-08-10


1. Mary The Gypsy
2. High Water
3. Send Me An Omen
4. For The Wind
5. Sister Moon
6. Color Blind
7. Take It All
8. Walk On Water
9. Hand In Hand
10. You Found Me
11. Can You See
12. Open Up
13. Omission (Bonus Truck) 

The Magpie Saluteがやって来る。これは元The Black Crowesの弟Rich Robinsonが結成したバンドで、昨年来日が発表された直後にチケットを確保した。

今回このバンドは、これまでのRichのソロとは全く違う。何しろBlack CrowesにいたギターのMark FordとベースのSven Pipienも参加しているのだ。本当はキーボードのEddie Harschもいたのだが、2016年に他界してしまった。これまでBlack Crowesのライブを観ることが叶わなかったので、当初はそれを期待してチケットを取っていた。

しかしやはりそれでは勿体無いと、後でちゃんとCDを買って聴いてみた (もはや今の時代にCDなど少数派なのかもしれないが、ジャケットが綺麗なのだ)。

冒頭ファンファーレから勢いよくスタートする。小気味良いギターリフとドラムがアップテンポで駆け抜けるご機嫌なRock & Roll。以前Richと組んだこともあるボーカルのJohn Hoggは、兄のChrisほどクセのあるタイプではないが、どんな曲でも歌いこなせるだけの高い力量を持っている。

コンポーザーはRich、Mark、Johnの3人。楽曲はノリの良いR&Rから、おおらかなミドルテンポ、しっとりとしたバラード、アコースティックまで幅広いが、どの曲も非常に完成度は高い。後期Black Crowesの枯れた味わいからは一転し、溢れるような若々しさが印象的だ。随所で聴けるスライドやピアノの音も気持ち良い。特にM4とM5を是非ライブで聴いてみたいが、きっとどの曲でも楽しめそうだ。

なるほどRichがソロではなくバンドとしてやりたいと思っただけのことはあるのが良く分かる。Black CrowesではなくMagpie Saluteを観たい。そう思わせるだけのものがここにある。