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Def Leppardの来日公演に行って来た。今回は「Hysteria」の再現とのことで楽しみにしていた。早めに会場の武道館に着くと、まだリハーサルをやっており、大音量が辺りにこだましていた。地響きのようなドラムサウンドに乗って聴こえるテンポの速いギターリフは何と”Let It Go”。今夜これも聴けるのかと思うと更に期待が高まった。開場後に中に入る。席は1階南西の最後尾。開演前に満員になった。

Rolling StonesやThin Lizzy、Depech ModeなどイギリスのグループばかりのSEが流れた後に暗転し、場内大歓声。”Women”のイントロが聴こえた後、Phil Collinがステージ前方に伸びている花道でギターを鳴らしていた。入れ替わりでJoe Elliottが"In the beginning ~"と歌いながら花道に出て来る。Philはステージ右手へ。左手にはもう1人のギターVivian Campbell、一段上がったドラムセットにはRick Allen、その右手にベースRick Savage。

続いてアルバム通りのSEから”Rocket”が始まる。「Hysteria」の忠実に再現してくれることが分かり嬉しくなる。息の合った演奏もさることながら、分厚いコーラスも見事。

Joeは見た目も声も昔とあまり変わらない。マイクにはユニオンジャックが垂れ下がっていた。Philはスタートから上半身裸。若い頃よりも今の方がムキムキなんじゃないだろうか。Savはブロンドの髪が最初Steve Clarkかと思ってしまった。ピンクのスーツやQueenのTシャツが何故か似合ってカッコ良い。

残る2人は年相応になったかな。Rickはバスドラ1つのシンプルなドラムセットに座り、片手と両足でニコニコ叩いている。Vivianは一時大病を患っていたと聞いたが、見る限り元気そうだった。

明るい”Animal”、泣きのバラード”Love Bites”と名曲が続き、ノスタルジーを掻き立てる。隣の女性は目頭を抑えていた。ここでJoeのMC、「初めて日本に来てから34年になるね。またこの同じメンバーで26年になるよ。今日はHysteriaアルバムを演奏するね」大合唱の”Pour Some Sugar On Me”と、Vivianの紹介から”Armagedon It”が続く。

印象的だったのはこの後。それまでバックスクリーンにはイメージ映像が流れていたのが、突然在りし日のSteve Clarkを映し出した。Hysteriaツアーでのラウンドステージでギターソロを弾くSteveの姿に思わず見入る。そして彼作曲の”Gods Of War”。彼が他界してからもう27年経つが、彼が今でもバンドのメンバーなのだと感じさせてもらえた。

個人的に大好きなアップテンポの”Run Riot”で拳を上げた後は、最もノスタルジーを刺激する”Hysteria”。幸せなひと時。”Excitable”の後の”Love And Affection”も同様の感慨を感じさせてくれた。そしてHysteriaは終わってしまった。メンバーは退場。

アンコールに戻って最初に演ってくれたのが”Let It Go”。攻め立てるハードなリフと疾走感が堪らない。「High 'n' Dry」アルバムからは他にも色々演って欲しい曲はあったが、この夜は残念ながらこれだけ。最近のバラードの後、”Let's Get Rocked”と”Rock Of Ages”で場内合唱。ラストは”Photograph”で、バックスクリーンには沢山の昔の写真が走馬灯のように流れる。花道ではPhilとVivianが並んで仲良くソロを披露していた。最後にメンバー全員で花道に並んで挨拶をして終了した。

今回はとにかくHysteriaの名盤っぷりを痛感できたステージだった。できればいつかHigh 'n' Dry再現なんてのも観てみたいものだ。

1. Women
2. Rocket
3. Animal
4. Love Bites
5. Pour Some Sugar on Me
6. Armageddon It
7. Gods of War
8. Don't Shoot Shotgun
9. Run Riot
10.Hysteria
11.Excitable
12.Love and Affection
Encore:
13.Let It Go
14.When Love and Hate Collide
15.Let's Get Rocked
16.Rock of Ages
17.Photograph 
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