サンダースティール
ライオット
SMJ
2009-10-07


01. Thundersteel
02. Fight or Fall
03. Sign of the Crimson Storm
04. Flight of the Warrior
05. On Wings of Eagles
06. Johnny's Back
07. Bloodstreets
08. Run for Your Life
09. Buried Alive (Tell Tale Heart)

今月はメタル系の来日が相次ぎ、Riotも来日します。

2012年に創始者であるギタリストMark Realeが亡くなったため、以降バンドはRiot Vと改名し活動を存続していますが、今回の来日では1988年の名盤「Thundersteel」を完全再現してくれるそうです。

実は彼らは秋のLoud Parkへの来日も決まっており、そこでも「Thundersteel」の完全再現をすることになっています。しかもそちらでは当時のボーカルTony MooreとドラムBobby Jarzombekも参加予定とのこと。本来ならそちらの方を観るべきなのかもしれませんが、先だしどうなるか分からないのと、単独の方が長いセットリストを期待できるはずということで、今回参戦することにしました。

「Thundersteel」は言わずもがな80年代正統派HMの名盤です。もっともこれは彼らにとって4年振りの復帰作であり、HR然としたそれまでの作風からは劇的な変化を遂げています。冒頭M1でいきなりMarkの高速ギターリフが切りこんできて、疾走感のあるリズム隊とともに加速し、さらにTonyの強力なハイトーンボーカルが扇情する。どこを切ってもメタル然としていながらメロディアス。このタイトル曲が全てを物語っていますが、以降も最後までテンションが落ちません。全曲素晴らしいですが特にM4、M6は名曲で、M7の湿り気のある哀愁も堪りません。

完全無欠な名盤ですが唯一惜しいのはこのジャケット。Riotは本当にジャケットに恵まれないバンドでしたが、この安っぽいアメコミジャケットもずっと残念に思っていました。もう今となっては愛着がありますが。