プライド&グローリー
ザック・ワイルド
マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
1999-09-15


1. Losing Your Mind
2. Horse Called War
3. Shine On
4. Lovin' Women
5. Harvester of Pain
6. The Chosen One
7. Sweet Jesus
8. Troubled Wine
9. Machine Gun Man
10. Cry Me a River
11. Toe'n the Line
12. Found A Friend
13. Fadin' Away
14. The Wizard
15. Hate Your Guts

今週開催されるGeneration Axeに参戦する。これはSteve Vaiが主催するギタリストの祭典で、Yngwie MalmsteenやNuno BettencourtなどHR/HM界の錚々たるギタリスト達が集まる。私は最近のことはほとんど分からないのだが、かつての懐かしいギターヒーロー達の名前に思わず誘われてしまった。

その出演陣の中で一番気になったのがZakk Wylde。私が初めて彼を見たのはOzzy Osbourneの”No More Tears”のPVだった。ベルボトムの仁王立ちで、ブロンドの髪を振り乱しながら不思議なペイントのレスポールをヘヴィに搔きむしる彼のプレイは、当時の他の誰とも違い強烈に印象に残った。

そんな彼がOzzyの引退宣言に伴って始動したソロプロジェクトが、このPride & Glory。これは一言で言えばサザンハードロック。Lynyrd Skynyrd等のサザンロックをこよなく愛する彼の趣向が色濃く反映されたアルバムである。

冒頭のバンジョーに始まり、随所で聞けるハーモニカやマンドリン、スライドギターなどが味わい深く、牧歌的なカントリー調のアコースティックも心地良い。一方でそうしたルーツ色が、彼の敬愛するBlack Sabbathのヘヴィでうねるようなギターリフや、やたらと野太いボーカルと融合しているのが面白い。時折少し弾き過ぎてしまうギターソロや、やたらと大仰なオーケストレーションはちょっと作風に合っていない気もするがそこはご愛嬌。

この後ZakkはよりヘヴィなBlack Label Societyを結成し活動を展開。風貌もまるでヘルズエンジェルズのような貫禄になった。今回はどんなステージを見せてくれるのだろう。