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毎年3月17日はセントパトリックデイ。アイルランドに初めてキリスト教を伝播したカトリック牧師を祝したアイルランドの記念日で、本国を始め移民の多い各国で祝われます。

アイルランドは元々は自然信仰の国であり、伝播されたキリスト教もその自然信仰と融合したことで、この国に浸透しました。豊かな自然と、2000年のケルト文化を受け継ぐ伝統のある国です。

この国の魅力は色々あるのですが、特に人を魅了するのが音楽です。様々な固有の楽器で、陽気さと哀愁を併せ持つメロディを奏でるそれはケルト音楽とも呼ばれます。アメリカのカントリーに与えた影響も大きく、カントリーが後のロックンロールに発展したことを考えると、その影響の大きさも分かるでしょう。

今日はそんなアイルランドのミュージシャン達の名盤を選んでみました。ただ奥が深いので、ここではあくまでもポピュラーミュージックにおける有名どころのみを並べています。

The Clancy Brothers & Tommy Makem 「The Clancy Brothers & Tommy Makem」 (1961)
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ニューヨークへ渡った移民達の粗野だが温かみのあるフォークソング集。Bob Dylanにも影響を与えた。
 
Van Morrison 「Astral Weeks」 (1968)
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孤高の大音楽家。88年のThe Chieftainsとの合作「Irish Heartbeat」も傑作。

The Chieftains 「8」 (1978)
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Paddy Moloney率いるアイルランドの至宝。半世紀以上にわたり様々な形で伝統音楽の普及を続けている。

Thin Lizzy 「Black Rose」(1979)
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ダブリン出身のPhil Lynott率いたハードロックバンド。多くの祖国に因んだ曲の中でもタイトル曲は有名。

U2 「War」 (1983)
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アイルランド史上最も世界的に成功したロックバンド。社会活動にも積極的で影響力も大きい。

Gary Moore 「Wild Frontier」 (1987)
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Thin Lizzyにも在籍した名ギタリスト。親友Phil他界後に制作した本作は祖国色が強い。

The Pogues 「If I Should Fall From Grace With God」 (1988)
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アイリッシュトラッドにパンクを足したら飛びきりカッコ良くて楽しい音楽が誕生した。最高。

Enya 「Watermark」 (1988)
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世界的にケルトブームを巻き起こした立役者。多重録音による荘厳な音像は単なるヒーリングに非ず。

Altan 「Harvest Storm」(1992)
altan
こちらも伝統音楽を脈々と受け継ぐグループ。ゲール語で歌うMaireadの澄んだ歌声が心地良い。

The Corrs 「The Corrs」 (1995)
corrs
世界的な成功を収めた姉妹4人組。優れたポップソングの中で踊るフィドルが良い。