アウトランドス・ダムール
ポリス
ユニバーサル ミュージック
2014-11-26


1. Next To You
2. So Lonely
3. Roxanne
4. Hole In My Life
5. Peanuts
6. Can't Stand Losing You
7. Truth Hits Everybody
8. Born In The 50's
9. Be My Girl - Sally
10. Masoko Tanga

Stingが一番ロックしている頃を聴きたくなって、最近はこのアルバムをよく聴いている。The Policeの1978年のデビューアルバム。

私が初めてThe Policeを聞いたのは解散後の80年代後半。TVKで放送していたBillboard Top40のYester Hitsで”Every Breath You Take”が流れていて、AndyのギターフレーズとStingのウッドベースが強く印象に残った。その後遡って聴いていき、最終的にこのデビューアルバムに辿り着いた。

高校教師をしながらジャズバンドでベースを弾いていたSting。Animalsなどに在籍し60年代からシーンで活躍していたギタリストAndy Summers。プログレバンドCurved Airでドラムを叩いていたStewart Copeland。この3人が出会いトリオバンドを結成するのだが、これが結果的に最小にして最強の組み合わせとなる。

時代はパンクムーブメントの真っ只中。このアルバムでもM1やM5、M7のように荒削りでパンキッシュな勢いのある曲もある。ただある意味これは彼らにとっては注目を集めるための戦略的なものだった。実際彼らは音楽キャリアも長く、演奏力も他のパンクバンドとは段違いだった。また彼らがここで追求していたのはレゲエであり、M3やM6のリズムに顕著に現れている他、M2のコード進行もBob Marleyの”No Woman No Cry”に由来していた。

この後彼らは世界的な大成功を収める一方で、短い期間の中で急速に音楽性を拡散させていった末、トリオとしての臨界点に至った84年に解散してしまう。その後はそれぞれソロ活動を始める。

特にStingとStewartの不仲は有名だったので再結成はあり得ないと思っていたのだが、2007年にワールドツアーが組まれた時は狂喜した。もう10年ほど前になるが、未だにドームであの3人の熱演を観たことが信じられないでいる。