Disc: 1: Mostly Metal
  1. Larks' Tongues in Aspic Part One
  2. Radical Action (to Unseat The Hold of Monkey Mind)
  3. Meltdown
  4. Radical Action II
  5. Level Five
  6. The Light of Day
  7. The Hell Hounds of Krim
  8. The ConstruKction of Light
  9. The Talking Drum
  10. Larks' Tongues in Aspic Part Two

Disc: 2: Easy Money Shots
  1. Peace
  2. Pictures of a City
  3. Banshee Legs Bell Hassle
  4. Easy Money
  5. Vrooom
  6. Suitable Grounds for the Blues
  7. Interlude
  8. The Letters
  9. Sailor's Tale
  10. A Scarcity of Miracles

Disc: 3: Crimson Classics
  1. Red
  2. One More Red Nightmare
  3. Epitaph
  4. Starless
  5. Devil Dogs of Tessellation Row
  6. The Court of The Crimson King
  7. 21st Century Schizoid Man
 
毎年秋の夜長はプログレと決まっているのだが、そんな折にリリースされたのが、昨年の日本公演を収めたKing Crimsonのライブアルバム。

昨年の来日の際には私もオーチャードホールに観に行ったが、期待を遥かに超える素晴らしいものだった。それがここに余すところなく、収められている。他の国でなく、ここ日本での公演を収めてくれたのが、まず何よりも嬉しい。まぁ、きっとこれはパッケージにした時に他国よりも日本で一番売れるからというマーケティング戦略でもあるのだろうけど。

少し残念だったのは、観客の歓声が一切カットされ、スタジオライブのような体裁をとっていること。なので臨場感といったものは一切ない。ツアー行程の中で高松が入っていたのが不思議だったのだが、ここではその高松公演を中心に収録されているらしい。歓声が他よりも少ないからなんだろうか。また日本の観客は演奏中静かなのも好都合なのだろう。

そんなわけだがら、ライブアルバムというよりはある種ベストアルバムのような趣きがある。サブタイトルを付けて3編に分けているところにも意図がある。ツアー中のセットリストは日替りだったのだが、自分が聴けなかった”Eesy Money”や”One More Red Nightmare”も聴けるのも嬉しい。

特徴的だった時に三者三様、時にピタリと揃ったトリプルドラム。Robert Fripp御大の見た目とは裏腹に力強いギター。Jakkoの文句ないボーカル。華を添えるMel Colinsのサックスとフルート。Tony Levinのベースはもっと前に出てもいいかな。映像で観ると当日よく見えなかった1人1人のプレイの手元もよく映っており見応えがあった。

彼らの歴史の中で何度目かのピークかもしれない前ツアーの記録。公演を観なかった人にも是非聴いて観てもらいたい。