先週に続いてまたしつこく同じテーマで引っ張る。先週はアメリカ編だったが、今週はプログレ編。秋の夜長というテーマでは、これも定番の題材だ。先週はどこか牧歌的な楽曲を並べてみたが、今週はメランコリックで夜に浸れる曲を選んでみた。そしてそのお伴は、先週と同じ安ワインとチーズである。

King Crimson "Epitaph" (1969)
名盤「In The Court Of The Crimson King」の中盤の名曲。荘厳なメロトロンと管弦楽にGreg Lakeのボーカルが厳かに響き渡る。



Yes "South Side Of The Sky" (1972)
名盤「Fragile」の同じく中盤の名曲。動と静の見事なコントラストが壮大な情景を描く一曲。



Tai Phong "Sister Jane" (1975)
フランスの伝説的叙情プログレバンド。名曲"Fields Of Gold"を紹介したかったがファイルがなかったので、こっちの有名曲で。



Kansas “Dust In The Wind” (1977)
シングルヒットした人気曲。静かなアコースティックギターにのるRobby Steinhardtのバイオリンの調べが良い。



Dream Theater "Space Dyed Vest" (1994)
脱退理由でもあったKevin Mooreの失恋の曲。全編に彩られた絶望的なピアノに沈み込んでいく。