ビゼー:「アルルの女」「カルメン」組曲ビゼー:「アルルの女」「カルメン」組曲
ビゼー モントリオール交響楽団 デュトワ(シャルル)

ユニバーサル ミュージック クラシック 2009-05-19
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≪アルルの女≫
1. 第1組曲 第1曲:前奏曲
2. 第1組曲 第2曲:メヌエット
3. 第1組曲 第3曲:アダージェット
4. 第1組曲 第4曲:鐘(カリヨン)
5. 第2組曲 第1曲:パストラール
6. 第2組曲 第2曲:間奏曲
7. 第2組曲 第3曲:メヌエット
8. 第2組曲 第4曲:ファランドール

≪カルメン≫
9. 第1組曲 第1曲:前奏曲(第1幕への前奏曲) アラゴネーズ(第4幕への間奏曲)
10. 第1組曲 第2曲:間奏曲(第3幕への間奏曲)
11. 第1組曲 第3曲:セギディーリャ(第1幕)
12. 第1組曲 第4曲:アルカラの龍騎兵(第2幕への間奏曲)
13. 第1組曲 第5曲:闘牛士(第1幕への前奏曲)
14. 第2組曲 第1曲:密輸入者の行進(第3幕)
15. 第2組曲 第2曲:ハバネラ(第1幕)
16. 第2組曲 第3曲:夜想曲(ミカエラのアリア)(第3幕)
17. 第2組曲 第4曲:闘牛士の歌(第2幕)
18. 第2組曲 第5曲:衛兵の交代(子供たちの合唱)(第1幕)
19. 第2組曲 第6曲:ジプシーの踊り(ジプシーの歌)(第2幕)

今年の夏はあまりの暑さのためか、耳がボーカルのないインストものを求めていたため、ちょっとクラシックに手を出してみた。元々父親がクラシック好きで、幼少の頃から実家で流れていたクラシックのレコードを聞いていたので、メロディは良く知っているが曲名や作曲者が分からないという曲が沢山ある。最近そうした曲の曲名や作曲者を調べているうちに、クラシックに少しずつハマりつつある。

クラシックを知るにつれ実感するのは、その奥の深さだ。ロックなどに比べると、クラシックはその歴史の長さの割には作曲者の数はそれほど多くはないと思うが、それぞれが膨大な曲を書いている。また同じ曲でも演奏者や指揮者によって音源が無数にあり、それらを聴き比べることにこのジャンルの奥深さがあるようだ。正直まだ私はそこまではよく分からず、またまだあまり深みにハマりたくもないという気持ちもあり、ひとまず浅く広く俯瞰している。

そんな中でようやく判明したものの1つが、この19世紀末フランスの作曲家ビゼーによる「カルメン」「アルルの女」というオペラ組曲である。「アルルの女」は南仏プロヴァンス、「カルメン」はスペインを舞台にした恋悲劇であり、それぞれの地方の民謡・音楽が取り入れられている。元々は混成合唱を含め数十曲あるものの中から抜粋され組曲となっているらしく、非常に起伏に富んだ展開がテンポよく進んでいき、クラシックによくありそうな冗長的なところが一切ない。勇ましい曲・快活な曲・荘厳な曲・優美な曲など様々な展開を見せるが、とにかく1曲1曲全てがメロディアスでドラマティックで素晴らしい。きっと私は幼少から繰り返し聴かされていたからかもしれないが、恐らく一般的にも有名な曲ばかりじゃないかと思う。特にお気に入りは、「アルルの女」ではM1、M2、M4、M5、M7、M8。「カルメン」ではM9、M10、M13、M15、M17、M19、とほとんど全曲。

最初アルフレッド・シュルツ指揮&ロンドンフェスティバルオーケストラというのを聴いたが、いまいちテンポが遅く違和感を感じられた。一方このシャルル・デュトワ指揮&モントリオール交響楽団の演奏はしっくりきた。正直テンポ以上の違いはまだ理解できていないのだが…。

★★★★★