名プロデューサーPhil Ramoneが大動脈瘤のためNew Yorkで亡くなった。享年79歳だった。

Phil Ramoneと聞いて真っ先に思い浮かぶのはやはりBilly Joelだ。77年の名盤「The Stranger」から86年の「The Bridge」までは全てこの人のプロデュースだ。またPaul McCartneyやPaul Simon、Bob Dylanなど彼が手掛けたアーティストは数知れない。

彼のバイオグラフィーを改めて見ていたら、65年のJoao GilbertoとStan Getzの"イパネマの娘"もこの人のプロデュースだったことを初めて知った。またA&Rスタジオの設立、グラミーは14回受章、CDやDVDの普及にも尽力している。彼が音楽界に残した功績の大きさは計り知れない。

彼のプロデュースで私が大好きな曲の1つに、Billy Joelの"Scenes From An Italian Restaurant"がある。この曲の元となったのはカーネギーホール前に実際にあったイタリアンレストランだが、そこはBillyとPhilが初めて出会い意気投合した場所でもある。だから私はいつもこの曲を聴く度に、2人がテーブルに向き合って座り談笑している姿を思い浮かべてしまう。

R.I.P.