遂にスタートしたバンクーバー・オリンピック。毎回そんなに熱狂的に中継を見たりはしていないんですが、今回もモーグルで出ている上村愛子選手と、アイススケートの浅田真央選手だけはさすがに気になります。個人的に私も昔長野の大学でスキーサークルに入ってモーグルをしていたこともあったり、知り合いに女子モーグルのオリンピック強化選手がいたりしたので、上村選手を見ているとスゴイなぁと本当に感心させられます。
 
 で、今日の開幕式を見ていたんですが、歌っている男女のペアを見ると、見覚えのある顔が。よく見たらNelly Furtadoでした。そしてその隣にはBryan Adamsが。そういえば2人ともカナダ人でしたね。Nellyもビッグな存在になったなぁ、と思わず感心してしまいました。(新作は売れなかったようですが・・・) その後も見ていると、Sarah McLachlan、K.D. Lang、Joni Mitchellなど、カナダを代表するアーチストが次々と登場していました。他にカナダ人アーチストと言えば、Neil Young、The Band、Rush、Alanis Morissette、Sum41なんかも思い浮かびます。みんな閉会式に出てきたら面白いね。

 どこのオリンピックも自分の国のアーチストを出演させるんだっけと思い返したが、確か2004年のアテネオリンピックではBjorkが歌っていましたね。“Oceanic”を壮大なスケールで歌っていたのが印象的でしたが、Bjorkはアイスランド人。逆にギリシャには世界的なポップスのミュージシャンというのは思いつきません。そういえば2006年のトリノオリンピックではカナダ人のAvril Lavigneが歌ってましたね。今回のカナダは、普段はアメリカの陰に隠れがちだけど、実はこれだけ自前で魅力的なアーチストがいるのだと、そして実はこれだけの歴史や自然や文化を持っているのだということ見せてくれました。

 なんか今回のオリンピックは、暖冬のため雪不足だったり、練習中に事故で選手が亡くなったりと、色んなニュースが流れていますが、平和の象徴として無事に終わってほしいものですね。