先週ようやく我が家に、妻が実家から姫を連れて帰ってきた。本当はもう1週間早く帰ってくるはずだったのだが、帰りが遅くなってしまったのは、他でもない、私の風邪のせいである。

待ちに待った家族3人の生活。狭い我が家は、姫の身の回りの品々によって、一気に狭くなった。でもいいのだ、可愛いのだから。
狭いベッドに川の字で寝る。もはや寝返りをうつスペースはもうない。腰の悪い私にはちょっと辛い。でもいいのだ、可愛いのだから。
一度泣きだしたら泣きやまない。オムツを替えても、ミルクを飲ましても、子守唄を歌っても、あやしても、変な顔をしても、泣きやみやしない。恐らくお隣さんも大迷惑であろう大声でいつまでも泣き続け、ちょっとイラっとしてしまう。

でもいいのだ。Rolling Stonesのよだれかけに合わせて、舌を出すしぐさを教え込んだら、その通りにやってくれたりする。こんな一瞬によって、全てを帳消しにしてくれる。まったく、ずるい存在だよ、子どもってヤツは。