昨日3月11日、Keith Emersonが亡くなりました。拳銃による自殺だったそうです。享年71歳でした。
言わずと知れたプログレ界を代表するキーボーディスト。この人のプレイやパフォーマンスは本当に驚異的でした。宙釣りになったり、日本刀を突き刺したり。真にロックなキーボーディストだったと思います。
実はこの人は、5年前の東日本大震災のあった日に日本のためにピアノで鎮魂曲を書いてくれていました。しかしその後、後退性神経疾患のために右指が動かなくなり鬱病になっていたそうです。来月は来日公演も決まっていたのですが、それもプレッシャーになっていたのでしょうか。震災の日というのも、あえてこの日を選んだような気がしてなりません。
Thank you Keith. May you rest in peace
自分がその立場に立った時に苦しみながらも生きれるだろうか?と疑問に思ってしまうから。
キーボーディストが10本の指を使えなくなったことはそれはミュージシャンとして痛いでしょう。
せめて残りの指でまた違った表現が出来る道を模索して欲しかった。本当に今年は勘弁して欲しいですね。