前回からだいぶ時間が空いてしまいました。前回はアコースティックの中でもノリのいい曲を選んでみたが、今週は静かな夜に似合う静かな曲を取り上げます。できるだけ他に何の楽器も足さない純粋なアコースティックの名曲を選んでみました。ジャンルを広げると収拾つかなくなるので、今回はあくまでもロック・ポップスの男性限定ということで。
今年も色々ありました。静かに1年を振り返りながら年を越したいと思います。良いお年を。

① Bob Dylan "Girl From The North Country" 63
北の雪国に残した女性を想う歌詞は、プロテストフォークとは対極の優しさと温かさに溢れています。


② Simon & Garfunkel ”April Come She Will” 66
移り変わる季節を映した美しくも物寂しい歌詞が印象的。昔よくアコギで弾いてました。


③ The Beatles ”Blackbird” 68
Paulが当時の公民権運動を応援するために書いた曲。先日の来日公演でもアコギ1本で唄っていました。
 

④ Derek & The Dominos ”Thorn Tree In The Garden” 70
名盤の最後に収められた小曲。ここでBobby Whitlockが捧げているのは女性ではなく亡くなった愛犬らしい。


⑤ Led Zeppelin ”Going To California” 71
Jimmy Pageの12弦が美しいZepのアコースティックサイドの中でも際立つ一曲。Joni Mitchelに捧げられている。


⑥ Richie Havens ”Just Like A Woman” 92
Bob Dylanの30周年記念コンサートで唄っていたカヴァーだが原曲以上。ラストの凄まじいカッティングが泣ける。
 

⑦ Goo Goo Dolls ”Name” 95
バンドを本国アメリカで一躍有名にしたアコースティックの名曲。本当に良い曲なので聴いてみて下さい。