毎年年末になると訃報が多くなるのはなぜだろう。私にとって一番悲しかったのがこの人。サックス奏者のBobby Keys。享年70歳。今年の3月のRolling Stonesの来日公演で熱演を見たばかりだったので、この訃報は寝耳に水だった。
ただ色んな報道を見ていて、どこでもRolling Stonesのサックス奏者としか記載されていなかったのが気になった。確かにStonesとの活動が一番長く有名なので仕方ないのだが、彼のキャリアはそれだけではないのだ。
アメリカのテキサス出身で、10代でBuddy Hollyのツアーに帯同している。その後Leon RussellとのつながりからDelaney & Bonnie & Friendsに参加。この本場スワンプロックに惚れ込んだEric Claptonの招致によりイギリス・ヨーロッパをツアー。これで一気に注目を集め、George Harrison、John Lennon、Joe Cocker、多くのトップアーティスト達のアルバムやツアーに引っ張りだことなる。Stonesへの参加はこの延長にあるわけだ。
このようにLeon RussellやDelaney & Bonnieらが火を付け大西洋両岸で席巻したスワンプロックだったが、そのサウンドの鍵を握っていたのがアメリカ南部フィーリング溢れるBobby Keysのサックスプレイだったと思っている。
RIP
「夜をぶっ飛ばせ」ジョンの曲で印象的なフレーズを吹いてましたね。
そう言えばストーンズのサックス奏者と言う評が多すぎる気もします。日本の音楽ファンもちょっと甘かったかもしれないですね。
ブルーススプリングスティーンのEストリートのサックス奏者は彼に影響を受けたのではないかな?良く分からないけど
ストーンズの来日見たんですね。安倍首相も見たそうで昨日はサザンのライブを見たそうです。
確かキースと誕生日が一日違いだったような。キースと気が合い過ぎてレギュラーメンバーになったのかな?かくいう私も「Rip This Joint」とかお決まりのストーンズナンバーで追悼の念を捧げました。スワンプって言うとジョーのマットドッグスイングリッシュメンにも参加してそうだな。
上手くオチがつきませんがこれくらいでR.i.p